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高齢者の不動産トラブル

ページ番号 755-898-013

最終更新日 2022年12月15日

Q
 高齢で一人暮らしの母から「自宅を売る事にしたが、住み続けられるから大丈夫」と突然言われた。経緯を確認すると、不動産業者が来訪し「自宅を買取りたい。まとまったお金が手に入るので施設に入ってもいいし、家賃を払えば住み続ける事もできる」と勧誘されたらしい。
 既に手付金も受取っているが、適正な売却額だったのかなど不明な点も多く解約してほしい。
A
 今回はリースバックに関する相談です。リースバックとは、自宅を売却して資金を得て、売却後は家賃を払いながら自宅に引き続き住むというサービスです。
 住み慣れた自宅に居住し続けながら一括で資金を受け取れたり、固定資産税の支払いが不要になるといったメリットはあります。しかし、自宅の所有権は業者に移るため、自由にリフォームができず、内容によっては希望する期間どおりに住み続けられなかったりとデメリットもあります。
 消費者が所有する自宅を不動産業者に売却した場合、クーリング・オフはできません。今回は家族内でもよく話し合い、違約金(手付金分)を事業者に支払う事で解約することとなりました。
 不動産の売買は一人で決断せず必ず家族や周囲に相談する事が大切です。

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