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西東京市教育計画(素案)

ページ番号 225-996-500

最終更新日 2024年2月15日

検討結果公表日令和6年2月15日(木曜日)
意見募集期間

令和5年12月11日(月曜日)から令和6年1月10日(水曜日)まで

提出された意見件数15件(5人)
担当課教育部 教育企画課

事案概要については以下をご覧ください。

 下記の一覧表は、市民の皆さんからお寄せいただいた意見を一部要約等したうえ、原案の項目ごとに整理し、それに対する西東京市の考え方をまとめたものです。
 項目ごとに、「お寄せいただいた意見」、「西東京市の検討結果」を記述しています。

項目 お寄せいただいた意見と市の検討結果
1

[お寄せいただいた意見]
教育に関する計画を少し読みましたが、ボリュームが多く、またこれを一度に市民に理解を求めるのは難しいものだと考えます。教育計画の中でもいくつかに分類して意見募集をしてもらいたいです。
[市の検討結果]
いただいた御意見につきましては、今後の意見募集の参考とさせていただきます。

2

[お寄せいただいた意見]
掲げている目標や計画は素晴らしいものだと思いますが、それを実行する教職員がこれを全て理解できるのか不安です。児童生徒と直接関わる教職員がこれを理解していないと実行できないと感じます。
[市の検討結果]
校長会議等を通じ、全教職員へ広く周知し、実行性のある計画の推進に努めてまいります。

3

[お寄せいただいた意見]
報道されている児童性犯罪は教職員によって行われていることも多数あります。これは教職員が己の欲をむき出しにして教壇に立っているからではないでしょうか。未来ある子どもたちの最善の利益を考えることが出来れば、そもそも教育現場において性犯罪は起こらないはずです。目標が独り歩きしないよう、しっかりと教職員に対する研修と西東京市独自の専門員や副担任の配置を全小中学校にしていただきたいです。教職員が独りで児童生徒と接しないという手紙はよく配られてはいるものの、実際は独りで児童生徒の対応をしていることが多いです。教職員の配置を増やすことをこの計画に入れて頂きたいです。
[市の検討結果]
教育委員会主催の研修に加え、各校では月1回の服務事故防止に係る研修を実施しております。また、本年度は学校生活全般に係る児童・生徒への支援を行う学校生活支援員を小学校全校で配置しており、令和6年度からは中学校全校に配置する予定です。また、本年度副担任業務を担う学年教育アシスタントを市内小学校8校に配置しております。引き続き各校においては、組織的に教育活動に当たるよう校長会と連携を図ってまいります。

4

[お寄せいただいた意見]
スクールカウンセラーやアドバイザーは毎日学校に居る状態でないと意味が無いと感じます。週1、月1派遣の専門員が子どもたちや教職員の日々の困りごとを解決できるとは思えません。
[市の検討結果]
スクールカウンセラーにつきましては、全市立小・中学校に配置し、児童・生徒に対する相談のほか、保護者及び教職員に対する相談、教職員等への研修、事件・事故等の緊急対応における被害児童・生徒の心のケアに努めております。また、教育支援アドバイザーにつきましては、小・中学校の巡回相談や児童・生徒に応じた教育的支援に係る専門的助言などを学校に行っております。学校への派遣につきましては、学校からの要請に応じて対応しており、適切な支援に繋がるよう努めております。

5

[お寄せいただいた意見]
コミュニティスクールは教職員の負担軽減につながるとは考えられません。負担が増えないよう、専門員を学校に別枠で配置すべきです。今の教職員のだれかが並行して行うのは負担が増えてしまいます。
[市の検討結果]
一部の教職員に業務が偏ることのないよう、学校、保護者、地域の連携によって社会に開かれた教育課程をよりよく実現してまいります。校長のリーダーシップの下、これまでの学校教育の考え方や教育活動を発展的に改善し、児童・生徒の実態や地域の強みを生かした創意ある教育活動を推進してまいります。また、市は学校を核とした地域づくりとして、コミュニティ・スクール及び地域学校協働活動を一体的に推進しております。地域学校協働活動の事例として「長期休暇中の飼育ボランティア」「授業補助」等の活動もあり、教員の負担軽減につながったケースもございます。

6

[お寄せいただいた意見]
学校施設を複合化し一般市民も使えるようにするのであれば、セキュリティ対策をしっかりとし、教育現場に安易に入れないようにしていただき、児童生徒の学校教育の安全を最優先にしていただきたいです。
[市の検討結果]
現在策定中の「学校施設個別施設計画」の中で検討しております。

7

[お寄せいただいた意見]
登下校時の安全対策のため、交通擁護員を増員していただきたいです。またシルバー人材だけでなく、保護者にも有償で呼びかけをしていただくことで、協力してくれる人が増えると思います。
[市の検討結果]
交通擁護員につきましては、高齢化に伴い、担い手の確保が難しくなっているため、増員が難しい状況にございます。持続可能な見守り体制の構築に向けて地域の団体や学校とも協議しながら、今後に向けて見守り体制をどう整備していくかを検討しております。地域を中心とした緩やかな見守り体制などの構築に向けて努めてまいります。

8

[お寄せいただいた意見]
児童生徒が話を聞かない際に怒鳴りつけないでもらいたいです。怒鳴りつけている教職員は小・中共に耳にします。児童生徒が興味を引くような呼びかけが必要だと思います。
[市の検討結果]
教育委員会では、校長会と連携しながら全ての学校で「西東京あったか先生」を推進しております。引き続き、教育委員会主催の各種研修会の開催、各校のあったか先生推進教師を中心とした校内におけるOJT等、人権意識が高く児童・生徒一人ひとりに温かく寄り添うことのできる教職員の資質・能力の向上に努めてまいります。

9

[お寄せいただいた意見]
特別教室を会議室などの貸館機能として使うことは有効であると思いますが、教室などは児童のプライバシーを守るために開放しないでもらいたいです。また特別教室は外部から入れる別の出入り口を作り、外から教育現場に入れないような対策をしてもらいたいです。
[市の検討結果]
現在策定中の「学校施設個別施設計画」の中で検討しております。

10

[お寄せいただいた意見]
小中学校での少人数学級(30人以下)を導入してもらいたいです。
学校教員の仕事は多く、手が足りていません。
子どもに目が行き届かなくなり、荒れた学級になってしまった例も何度も見てきました。こういった場合、ついていけなくなった児童が不登校になってしまうこともありました。
意欲がある先生でも退職されてしまった方もいらっしゃいました。
子どもと先生方のためにも是非少人数学級を実現していただきたいです。
[市の検討結果]
現在は、「東京都公立小学校、中学校、義務教育学校及び中等教育学校前期課程の学級編成基準」に基づき、令和7年度の小学校全学年35人学級に向け、順次対象学年の引き上げを行っております。市独自で30人以下の学級編成を行うことは難しいところでございますが、まずは35人学級編成において、安定的な学校運営を目指していきたいと考えております。

11

[お寄せいただいた意見]
教育委員を公募にし、専門の学者なども入れるべきだと思います。
最近は軍国主義につながるような教育内容が見受けられるので、止めて欲しいです。
[市の検討結果]
文部科学省において、教育委員会制度の意義として政治的中立性の確保、継続性、安定性の確保、地域住民の意向の反映を掲げており、本市においてもこれに基づき対応しております。

12

[お寄せいただいた意見]
今後も建て替えが必要な学校は次々と控えているので、新校舎を建てる際はもっと質素にすべきだと思います。
[市の検討結果]
現在策定中の「学校施設個別施設計画」の中で検討しております。

13

[お寄せいただいた意見]
小学校から中学校への親子給食について。第三中学校へは谷戸小から運んでるそうですが、目と鼻の先にあるけやき小学校から運んだほうが効率よくコスト安く出来るのではないでしょうか?
またけやき小学校の生徒はほぼ第三中学校に行くので味や献立に対しても愛着があるのでは?
[市の検討結果]
親子給食の実施に伴う親子の組合せにつきましては、平成20年の西東京市中学校給食検討委員会で検討し、けやき小学校においては調理能力及び施設面において、親子給食調理校としての条件を満たさないと判断しました。今後、新たに給食室を整備する際には、いただいた御意見等も踏まえながら、親子校の組合せの最適化を検討していきたいと考えております。

14

[お寄せいただいた意見]
けやき小学校施設に慣れ親しんだ生徒がとても古い第三中学校へ進学するのはあまりにも落差があり、なんとなく違和感を感じてしまうというか、先進的なけやき小学校での生活を全て手放して前衛的な中学校に進ませるのはなんとなく抵抗感があります。
中原小とひばりヶ丘中学校の建て替えの例を実際見ていたせいか早く第三中学校も建て替えてほしいと思います。建て替えてまで行かなくともけやき小学校のような施設形態を取れるようなリノベーションからでもいち早く行うべきかと思います。
[市の検討結果]
現在策定中の「学校施設個別施設計画」の中で検討しております。

15

[お寄せいただいた意見]
あらゆることの基盤をなすのは教育であり、まちづくりの原点は地域と一体になった学校づくりと思っています。学校は子どもたちにとって豊かな教育の場であり、居場所であるとともに、地域にとっては災害時の避難場所や、教育・文化・情報交流拠点としての役割と機能を有する施設としてご検討いただければ幸いです。
[市の検討結果]
現在策定中の「学校施設個別施設計画」の中で検討しております。


担当課

教育企画課(電話:042-420-2822)

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