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西東京市学校施設個別施設計画(素案)

ページ番号 371-058-514

最終更新日 2024年3月15日

検討結果公表日令和6年3月15日(金曜日)
意見募集期間

令和6年1月24日(水曜日)から2月23日(金曜日)まで

提出された意見件数44件(21人)
担当課教育部 教育企画課

事案概要については以下をご覧ください。

 下記の一覧表は、市民の皆さんからお寄せいただいた意見を一部要約等したうえ、原案の項目ごとに整理し、それに対する西東京市の考え方をまとめたものです。
 項目ごとに、「お寄せいただいた意見」、「西東京市の検討結果」を記述しています。

項目 お寄せいただいた意見と市の検討結果
1 [お寄せいただいた意見]
今後10年間の建替費用を527.3億円で見込んでいるが、建設工事費が高騰している中、その上昇率も加味した金額となっているのか。(件数:1件)

[市の検討結果]
今後10年間の建替え等に係る費用については、近年の物価上昇の影響を加味した現在の費用単価を用いて算出しています。
2 [お寄せいただいた意見]
校舎の建替えは老朽化したものから順次計画的に進めていくべきと考える。(件数:2件)

[市の検討結果]
校舎の経過年数を中心に、校舎の健全度(設備等の劣化状況)や体育館の経過年数などを考慮して校舎等の建替えを順次行っていきます。
3 [お寄せいただいた意見]
建物や設備の老朽化が目立っており、学校教育だけでなく防災の視点からも建替えを基本に取組を進めてほしい。また、建物の強度を高めることなく法定耐用年数を超えて施設利用を続けるのは、民間では考えられないことだと思われるため、65年の施設利用を待たずに早急に取組を進めてほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
学校施設の建替時期については、大規模改造工事を実施することとしているため、法定耐用年数を超えて建築後65年までに建替工事の完了を目指していきます。
4 [お寄せいただいた意見]
田無第三中学校は令和9年度から建設工事が始まり、新校舎は校庭に建設予定となっているが、旧校舎の解体や外構工事も含めると3年間は校庭が使用できないのか。
越境したほうが通学距離が短くなる場合や部活動の選択にも影響するため、早めの情報開示をお願いしたい。(件数:1件)

[市の検討結果]
田無第三中学校では令和9年度から10年度に新校舎を校庭に建設し、令和11年度から旧校舎等の解体、令和12年度から校庭整備等の外構工事を想定しており、4年間は校庭が使用できないため、他校の校庭やスポーツ施設等のグラウンドの一時利用などによる対応を検討していきます。
また、建替えに当たっては、適宜、保護者や地域住民への情報提供等を広く行いながら取組を進めていきます。
5 [お寄せいただいた意見]
大規模改造工事を20年から30年で行う予定になっているが、設備関係は10年程度の更新が必要ではないか。(件数:1件)

[市の検討結果]
大規模改造工事では、主に学校施設の外装や内装などを効率的にまとめて改修します。
設備については、各設備の耐用年数を考慮した上で、計画的に更新していくとともに、不具合が生じた場合や点検等で指摘があった場合には、その都度改修・修繕等で対応していきます。
6 [お寄せいただいた意見]
複合化により新設される学校施設は60年以上の耐用年数を想定して建てられるのか。長寿命化改修を講じなければ、再度一斉に建替えが必要となるため、その対応策も踏まえた長期計画を示してほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
学校施設については、建築後20年から30年を目途に大規模改造工事を実施することとしているため、法定耐用年数を超えて概ね60年程度の施設利用を想定しています。
7 [お寄せいただいた意見]
保谷第二小学校と柳沢小学校は隣接しているため、一方の敷地に統合校舎、図書館や支援学級教育センターなどの複合施設、もう一方の敷地にはサッカーコート1面がとれる人工芝グラウンドと大規模な体育館を整備することで、統合校のモデルケースとしてアピールできると良いのではないか。(件数:1件)

[市の検討結果]
保谷第二小学校と柳沢小学校における近接配置の解消に向けては、児童生徒数・学級数の将来見込みを検証しつつ、教育環境の向上や複合化の視点も踏まえながら統廃合も視野に対応策を今後検討していきます。
8 [お寄せいただいた意見]
近接校の解消について、保谷第二小学校と柳沢小学校は複合施設を整備できる場所が周辺にないため、どのように統廃合を検討していくのか明確にしてほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
保谷第二小学校と柳沢小学校における近接配置の解消に向けては、児童生徒数・学級数の将来見込みを検証しつつ、教育環境の向上や複合化の視点も踏まえながら統廃合も視野に対応策を今後検討していきます。
9 [お寄せいただいた意見]
本町小学校と保谷中学校における施設一体型の小中一貫校だけでなく、保谷第二小学校と柳沢小学校の近接校の課題解消の際に、近接している柳沢中学校との施設一体型の小中一貫校も一体的に検討出来ないのか。(件数:1件)

[市の検討結果]
本町小学校と保谷中学校の一体整備につきましては、両校の敷地面積が比較的狭いなどの理由により新校舎整備スペースを確保するため、両校が隣接していることを踏まえて一体的な施設整備の可能性を検討するものです。
10 [お寄せいただいた意見]
学校施設の建替えや改修に伴い、学校図書館を敷地外から出入りしやすい場所に配置し、公共図書館としても併用できるように検討してほしい。
公共図書館が身近にない場合には、他自治体での事例のように、中学校の学校図書館に公共図書館としての機能を持たせることで、公共図書館を新設するよりも効果的な整備となるのではないか。(件数:1件)

[市の検討結果]
学校施設の地域利用については、学校施設の建替えに当たり、児童・生徒の安全性に配慮した施設環境などを検討し、教育活動に支障のない範囲において拡充していきます。
11 [お寄せいただいた意見]
少子化が進む中、将来を見据えて高齢者施設との複合化などにより学校施設を建て替える場合には、教育現場に地域住民が安易に入れないような万全のセキュリティ対策を講じることで、児童・生徒の安全を最優先で確保してほしい。(件数:2件)

[市の検討結果]
学校施設の建替えにおいては、児童・生徒の安全性に配慮したセキュリティ対策を講ずることを原則として、地域の課題や特性に応じて他の公共施設との複合化を推進していきます。
12 [お寄せいただいた意見]
学校から離れている学童クラブが多いため、すべての学童クラブが学校内に整備されるとよい。(件数:1件)

[市の検討結果]
学童クラブのあり方については、現在策定中の「西東京市公共施設等総合管理計画」において検討しています。
13 [お寄せいただいた意見]
浸水対策に考慮した防災備蓄倉庫の地下階への配置、教室や廊下の仕切りを造らないことによる広い避難所スペースの確保、避難者の属性に応じた避難所スペースの確保を可能とする高層型の施設整備など災害時の対応を考慮した環境にしてほしい。(件数:3件)

[市の検討結果]
学校施設は地域の避難所としての役割も果たす重要な施設であるため、建替えにおいては、防災拠点としての機能確保の視点からも整備内容を検討していきます。
14 [お寄せいただいた意見]
財政面を考慮すると、中原小学校のような華美な施設は不要だが、人体に有害な成分が含まれていない安全な建材を使用して施設を整備してほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
学校施設の建替えにおいては、子どもたちの安全性に配慮しながら整備内容を検討していきます。
15 [お寄せいただいた意見]
快適な環境下での勉強や運動とともに、災害時に避難所であることも考慮すると、すべての教室と体育館における空調設置に加えて、空気清浄機やCO2モニターの設置や機械換気による感染症対策が必要だと思う。(件数:1件)

[市の検討結果]
空調や換気などに配慮した快適な学習環境や生活環境を確保していきます。
16 [お寄せいただいた意見]
建替中にプレハブ校舎を利用する場合、夏場の対応として空調、空気清浄機や換気設備を完備するほか、利用しやすいトイレの整備や大きな雨音への対応など、子どもと教職員の学校生活に配慮した環境を確保してほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
学校施設の建替えにおいては、児童・生徒の負担等を考慮し、仮設校舎(プレハブ校舎)を整備しないことが望ましいと考えています。
17 [お寄せいただいた意見]
中原小学校とひばりが丘中学校の通学区域の子どもたちは、最新設備の校舎で9年間過ごせるため不平等だと感じる。また、体育館のトイレが未だに和式である学校がある一方、ウォシュレット機能付のトイレが整備されている学校もあり、地域差を感じるため、老朽化した学校施設を早急に改修してほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
校舎の経過年数を中心に、校舎の健全度(設備等の劣化状況)や体育館の経過年数などを考慮して校舎等の建替えを順次行っていきます。
また、体育館のトイレについては、令和5年度に全校で便器の洋式化を行うことで環境改善を図っています。
18 [お寄せいただいた意見]
冷暖房費に多くの費用がかかるため、建替えにおいては、断熱性の高い建物を整備するなどしてランニングコストの抑制に努めてほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
中長期的なトータルコストの縮減・平準化などの観点から省エネルギー化や再生可能エネルギー設備の導入を目指します。
19 [お寄せいただいた意見]
少子化による将来的な学校施設の統廃合を考慮して、病院や老人ホームなどへの転用を考慮した設計としてはどうか。(件数:1件)

[市の検討結果]
建物の躯体を堅固とする一方で、区画や内装は将来の使用用途に応じて変更可能とするなどの整備計画を検討していきます。
20 [お寄せいただいた意見]
児童・生徒の荷物は様々で、タブレットも持ち物として増えており、机の中に入らなくなった教科書が常にランドセルに入っている状態であるため、教室の広さだけでなく児童・生徒のロッカーや荷物置き場についても検討し、快適な学校環境を確保してほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
建替後の普通教室については、十分な収納スペースの確保などを考慮した整備内容を検討していきます。
21 [お寄せいただいた意見]
芝久保小学校の音楽室は音響効果が良いため、今後も生かしてほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
建替後の音楽室については、防音機能や音響機能などを考慮した整備内容を検討していきます。
22 [お寄せいただいた意見]
学校図書館の配置については、普通教室とのアクセスも大切だが、登下校の動線近くに配置されることで利用状況に影響すると考えられるため、具体的な設計の際に検討してほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
建替後の学校図書館については、より一層の活用を図る観点から効果的な配置を検討していきます。
23 [お寄せいただいた意見]
現在、市内の中学校では4校に特別支援学級が設置されているが、生徒数が年々増加傾向にある現状を踏まえると、将来的には特別支援学級を増設したほうが良いと感じている。
生徒数に応じた教員が配置されているが、知的障害や情緒障害などの特性を持つ生徒が40人から50人いると落ち着いた学習環境を作り出すことが難しく、現状では教室がパーテーションで区切られていることで隣の授業の声が聞こえてきたり、目に入るものが多くなったりと良い学習環境とは言えない。
また、情緒学級の生徒の中には、クールダウンをするための部屋が必要な時もあり、都立の特別支援学校ではそのような部屋が設けられている学校もあるため、整備が必要だと思われる。
特別支援学級に在籍している生徒がどのような環境で学んでいるかを視察などによりしっかりと把握した上で、今後の特別支援教育のあり方について検討し、新しい学校の整備計画に生かすとともに、他の中学校での特別支援学級の整備についても検討してほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
学校施設の建替えにおいては、必要な特別支援学級の教室数を確保するとともに、集中して学習できる環境を考慮して整備内容を検討していきます。また、クールダウンが必要な場合には別途整備するエンカレッジルームの活用も検討していきます。
特別支援学級のあり方については、本計画とは別に検討していきます。
24 [お寄せいただいた意見]
校庭において、日除けの設置や植樹により木陰を増やすなど、夏の体育授業や運動会などで休憩できる場所を設けて、熱中症対策を考慮した環境としてほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
熱中症対策として暑さ指数の値が一定値以上の場合に授業や部活動での体育的活動を一律中止としており、その他の対応策については本計画とは別に検討していきます。
25 [お寄せいただいた意見]
小・中学校ともにトイレが汚い、暗いなどの環境となっており、我慢している子どもがいるため、早急な対応をお願いしたい。(件数:1件)

[市の検討結果]
校舎や体育館のトイレについては、令和4年度から床の改修、便器の洋式化や蛍光灯のLED化を実施しており、環境改善を図っています。
26 [お寄せいただいた意見]
学校施設のゾーニングのうち、管理諸室ゾーンに「事務室」がないことに驚いた。
事務職員は学校に配属された“教職員”であるが、物品管理や予算管理など教職員とは異なる職務内容であるため、職員室の一部として事務室を整備するのではなく事務室単体で整備してほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
学校施設のゾーニングでお示ししていない諸室等については、設計段階で設置の有無や配置・仕様などを検討していきます。
27 [お寄せいただいた意見]
タブレットが充電でき、授業がオンラインでできるようなネット環境を整備してほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
GIGAスクール構想に伴い1人1台端末と通信ネットワークを一体的に整備し、オンライン授業を実施しています。
28 [お寄せいただいた意見]
学校プールは屋内に設置し、外部業者の管理の下、安全防犯対策を講じた上で、有料での地域利用を検討してほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
学校施設の建替えに伴うプール施設整備については、中学校を中心とした屋内温水プールの設置による拠点校方式を基本としつつ、自校での屋内プールの設置や民間プールの一時利用も組み合わせて検討していきます。
また、地域利用の具体的なあり方については、各校の建替時に検討していきます。
29 [お寄せいただいた意見]
学校プールについて、教職員による指導ではなく専門の指導員の配置を検討してほしい。
また、維持管理においては、給水バルブの閉め忘れ対策として自動停止装置やアラームなどの装置を導入してほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
民間施設のインストラクターの活用については、対応可能な学級数、時期や時間帯に限りがあるため、市内の小・中学校の公平性の視点も含めて実施の検討をしていきます。
また、効果的な維持管理の方法については、本計画とは別に検討していきます。
30 [お寄せいただいた意見]
屋内プールを整備する場合、熱気がこもることで夏は暑すぎてプールに入れないケースが増えているため、熱中症対策として空調設備や換気設備を導入してほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
屋内プールの整備にあたっては、熱中症対策などのため空調や換気に配慮された快適な学習環境を確保していきます。
31 [お寄せいただいた意見]
中学校の給食が冷めていて美味しくないため、給食センターを整備してほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
本市では、自校方式での実施を理想としつつも、給食の質や中長期的なコストを考慮して親子調理方式を採用しています。今後は、中学校の建替えにあわせた給食室設置も含めてより効率的な運用方法を検討していきます。
32 [お寄せいただいた意見]
学校給食の提供について、運搬コストや衛生面などを考慮すると、親子調理方式における子校を建て替える際には給食室の整備(自校式への切換え)が望ましいと思う。(件数:1件)

[市の検討結果]
本市では、自校方式での実施を理想としつつも、給食の質や中長期的なコストを考慮して親子調理方式を採用しています。今後は、中学校での給食室設置も含めてより効率的な運用方法を検討していきます。
33 [お寄せいただいた意見]
親子調理方式で学校給食を運営していく場合、建築基準法において親校は「工場」という位置づけになると思われるが、学校用地の用途地域等は確認しているか。(件数:1件)

[市の検討結果]
用途地域と建築基準法上の用途については、親子調理方式を採用するに当たり特定行政庁(当時は東京都)に確認しています。
34 [お寄せいただいた意見]
学校図書館の具体的な計画が検討される際には、専門職として在籍している学校司書から現場の声を聞いてほしい。また、長期的に利用される施設であるため、各方面の意見を十分に取り入れる機会を確保してほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
学校施設の建替えに当たっては、児童・生徒の保護者、地域の関係団体、学校関係者などによる学校建替協議会を設置するとともに、地域住民など広く意見聴取を行いながら検討を進めていきます。
35 [お寄せいただいた意見]
向台小学校は冷房が壊れており夏の時期も窓を開けて対応しているため、早急に修理をしてほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
空調については、定期的に点検を行っており、故障・不具合の場合には修繕等の対応を行っていきます。
36 [お寄せいただいた意見]
防犯カメラを設置してほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
既存の学校施設においては、主に校門付近に防犯カメラを複数台設置しています。
37 [お寄せいただいた意見]
運動会の開催時期や登下校状況登録の仕組みの有無など小学校における教育内容や環境の統一にも注力してほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
いただいたご意見については、本計画とは別に検討していきます。
38 [お寄せいただいた意見]
教育方針や独自カリキュラムなども改善して教育インフラの底上げをすることで、いわゆる“良い小学校”の評判が口コミで広がっていき、子育て世帯を市内に呼び込むことができると思う。(件数:1件)

[市の検討結果]
いただいたご意見については、本計画とは別に検討していきます。
39 [お寄せいただいた意見]
上向台小学校に通う予定だが、田無小学校に通う方が近く、通学路も車の通りが少なく安全である。学区域外の受け入れがないことは理解しているが、せめて安全に通えるようしてほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
いただいたご意見については、本計画とは別に検討していきます。
40 [お寄せいただいた意見]
建替えに伴い、市立の中高一貫校の設置を検討してはどうか。(件数:1件)

[市の検討結果]
いただいたご意見は、今後の参考とさせていただきます。

担当課

教育企画課(電話:042-420-2823)

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