本文ここから

西東京市子ども読書活動推進計画(素案):概要版

ページ番号 338-638-696

最終更新日 2006年3月24日

基本理念

 本来、読書は個人の自主的な活動です。
 計画は、個人の自主性の尊重を前提とし、0歳から18歳の発達段階を考慮した内容とします。
 市内のすべての子どもが読書を楽しむことができるよう、市と市民はそれぞれの立場で子どもの読書を支える活動を推進し、必要に応じて協働してその環境整備をすすめます。

基本方針

◎子どもと本の出会いの場を数多く設定します。
◎学校図書館の一層の活用をはかります。
◎子どもの読書に関わる諸機関や市民団体・ボランティアの連携を進めます。
◎子どもの読書について大人への啓発と支援を行ないます。

読書活動推進のための各施策

■家庭・地域における読書活動の推進
○地域活動の役割は非常に大きいと認識し、市は、以下の施策によりその活動を支援します。
○子どもの読書に関わる市民団体の活動内容・関連情報を把握し、必要に応じて情報提供します。
○市民団体の経験や人材を生かし、家庭・地域における読書活動の推進のために 一層の連携・協力を進めます。
○市民団体のネットワーク化に協力します。
○読書活動を支援するボランティア育成講座等を実施します。
○図書館による、ボランティア活動のための相談や本の紹介等の出前講座を充実・PRします。
■保育園における読書活動の推進
○環境整備・家庭への働きかけにより子どもが本に出会い親しむ機会を多くします。
○職員の研修をおこないます。
○園の取り組みや地域の関連行事などの広報活動を推進します。
○体験として、保育活動の中では、図書館訪問の機会を増やすことなどを検討します。
○園庭開放や地域交流時に、子どもの本や読書について地域への啓発活動を推進します。
■児童館における読書活動の推進
○身近な公共の施設として本と出会える環境整備と充実を図ります。
○図書室を、より本に親しみやすい読書スペースとして整備します。
○遊びの場として、遊びの本や行事等と関連した本の紹介・充実に努めます。
○本の楽しさを知ってもらうために読み聞かせ活動をして、子どもや保護者の読書への関心を高めます。
○地域の人材を活用した読書活動も充実させます。

■学童クラブにおける読書活動の推進
○放課後の生活の場、遊びの場である学童クラブで、子どもたちがいつでも本を読むことができる環境を整えます。
■学校図書館における読書活動の推進
○蔵書数、蔵書内容、施設の整備に努め、学校図書館の充実を図ります。
○読書時間の確保、教科・道徳、総合的な学習の時間、特別活動における学校図書館の利用等読書指導の充実を図ります。
○司書教諭と学校図書館専門員との連携、保護者や地域の協力によって子どもたちに本の楽しさを伝えるよう努めます。
○保護者会や図書館だよりなどにより、子どもが本に親しむ機会を作るよう家庭への啓発に努めます。
■図書館における読書活動の推進
○図書館は、0歳から18歳の子どもとその保護者もふくめた利用者の多様な要求や希望にそった読書環境の整備をします。
○読書活動推進の拠点として、保護者・学校・地域・行政機関と連携し、子どもたちにとってよりよい読書環境ができるように、努力します。
○「生きる力」を育むための読書環境を整えるために、西東京市図書館資料収集基準に基づき、児童書・YA資料の収集と充実をめざします。
○図書館職員は、利用者を「待つ」だけではなく、読書活動の場へでかけて「行く」ことによって、その推進をはかり、同時に図書館のPR活動も実施します。
○資料、活動の場、人材、読書情報の提供に努め、図書館ボランティアとの連携・協力を図り、子どもの読書に関係する市民団体・行政機関のネットワーク作りを支援します。

お問い合わせ

このページは、秘書広報課が担当しています。

市役所田無庁舎 〒188-8666 西東京市南町五丁目6番13号

電話:042-460-9804

ファクス:042-460-7511

お問い合わせフォームを利用する

本文ここまで

詳細資料