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西東京市道路整備計画(素案):概要版

ページ番号 211-573-595

最終更新日 2007年2月9日

◆計画の目的

 西東京市における幹線道路を中心とした都市計画道路網の整備率は31パーセント(※平成17年3月31日時点)と、多摩地区の平均である51パーセント(※平成16年3月31日時点)と比較しても低くなっており、各所で渋滞が発生したり、渋滞を迂回する車が住宅地に入り込むなどの問題が発生しています。
 また、生活を支える道路についても、幅員の狭い生活道路は歩行者にとって危険であり、防災面や緊急時の対応にも問題があると考えられます。
 本計画は、これらの問題を解消し、より安全で、市民にとって住みやすいまちづくりを実現するために、まちづくりの総合的な方針である「西東京市都市計画マスタープラン」の部門別計画の1つとして、西東京市における今後の道路整備に関する、基本的な方向性を示したものです。

◆道路整備の考え方

(1)体系的な道路ネットワークの形成
 住宅地への通過交通の進入を抑制し、安全でくらしやすい生活空間を創出するために、「幹線道路」「主要生活道路」「区画道路」による、体系的な道路ネットワークを形成します。
1 幹線道路
 都市間交通や通過交通などの比較的長距離の交通を処理し、都市の骨格として居住環境地区の外郭を形成する道路です。ゆとりある歩行者・自転車空間を備えた、広幅員の道路として整備します。
2 主要生活道路
 住宅地内と幹線道路とを連絡し、住民が日常的に利用する主要な生活道路です。可能な限り歩道と車道の分離を図る一方で、通過交通を抑制するための整備も検討します。

3 区画道路
 上記以外の道路は区画道路として位置づけ、交通規制や歩行者優先のコミュニティ道路として整備するなど、歩行者の安全性の確保と居住環境の向上を図ります。
(2)駅周辺の交通環境向上のための道路整備
 駅周辺の道路では、歩行者・自転車・自動車が輻輳し、危険な状態にあります。この状態の解消を目指し、駅周辺の主要な生活道路を対象として、歩行者が安心して歩けるような道路の整備を進めます。
(3)歩行者・自転車ネットワークの整備
都市計画道路の整備や駅周辺における道路整備に合わせ、歩行者・自転車空間を確保し、歩行者・自転車ネットワークの形成を図ります。

◆整備内容

(1)幹線道路
・歩行者や自転車が安全に通行できるよう、十分な歩行者・自転車空間を確保します。
・バス停が設置されている箇所には、必要に応じてバスベイやバス待合空間(上屋やベンチ等が設置されたバス停)を整備します。
・舗装については、新技術の導入を検討し、走行性の向上や騒音の低減等を目指します。
(2)主要生活道路
・自動車交通量と歩行者交通量がともに多い道路であり、歩行者の安全性を確保するため、可能な限り歩道を整備します。
・バス停が設置されている箇所には、必要に応じてバス待合空間(上屋やベンチ等が設置されたバス停)を整備します。
・舗装については、新技術の導入を検討し、走行性の向上や騒音の低減等を目指します。
(3)区画道路
・駅前の買い物道路においては、歩行者優先道路の導入を検討します。
・駅周辺の主要な道路においては、バリアフリー化を進めるとともに、通過交通を抑制するための整備を検討します。
・災害時の避難所(小学校など)と主要生活道路とを結ぶ道路においては、歩行者の安全性を確保するため、可能な限り歩道を整備します。

(4)交差箇所
・交差点、踏切、橋梁についても、状況に応じて必要な安全対策を実施します。

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