親子で楽しむエイサー講座
ページ番号 876-874-061
最終更新日 2014年9月3日
8月24日(日曜日)、芝久保公民館で、「親子で楽しむエイサー講座」が行われました。全3回うちの最後の講座を取材しました。
エイサーとは、沖縄県でお盆の時期に踊られる伝統舞踊で、お盆になり現世に戻ってくる御先祖様の霊を送迎するために、歌と囃子に合わせて町内を踊り歩くものだそうです。今では観光資源の一つとなり、また沖縄以外の多くの場所でもエイサーが踊られています。
エイサーを通して、踊ることを親子で楽しみながら、沖縄の伝統や文化を知ってもらいたいと始まったこの講座。親子だけでなく家族みんなで参加されている方たちもいました。
参加者やスタッフの方々は、始めたきっかけについて「沖縄出身でしたが、今まで実際踊ったことがなく、今回機会があったので参加しました」「子どもにさせたかったので」「子どもに沖縄の良さを教えたかった」「沖縄の文化が好きだったから」「エイサー祭りを見て始めました」とおっしゃっていました。
第3回目の講座であったこともあり、すぐに三味線の音楽に合わせて踊りはじめました。自主練習会もあったそうで、皆さん独特のテンポと難しい足さばきのエイサーをなれた感じでこなしていました。踊りの最中の掛け声も気合いが入っていました。激しい踊りに皆さん大変そうでしたが、なにより楽しそうに踊られていたことが印象的でした。
感想をお聞きすると「あまり踊れないが、台所に立つ時の足の動きが変わった。実生活で活用するようになった」、「動きが難しいのでエクササイズにいいかもしれない」、「音楽で気分が高まった」、「家族で楽しめる」、「親子でできるというのがよかった。子どもだけでなく大人もとても楽しめる(子どもよりもむしろ自分自身が楽しんでいたかも)」と皆さん笑顔で語ってくれました。中には「回数が少なかった、もっとやりたかった」と、講座が終わってしまうことを残念に思われている方もいらっしゃいました。
小さなお子さんから大人の方まで、みんなでエイサーを楽しむことができた講座でした。
(取材・写真:武蔵野大学学生記者 矢崎美穂)
