高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画(第3期)中間のまとめ:概要版
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最終更新日 2006年3月24日
■西東京市の高齢者保健福祉の体系が新しくなります
社会参加、健康づくり、自立生活支援、介護保険に関する施策体系を新しく作り、市民の皆さんにわかりやすいものとしていきます。
■2つの計画が密接に機能していきます
従来から高齢者保健福祉計画と介護保険事業計画とは、調和が保たれたものでなければならないとして位置づけられてきましたが、今回の介護保険制度改革では「予防重視型システムの構築」が示され、「新・予防給付」と「地域支援事業」が創設されました。また、それらのマネジメントを行う「地域包括支援センター」が設置されることから、より一層の整合性が必要となっています。
計画の基本理念
この2つの計画では、「いつまでもいきいきと安心して暮らせるまち 西東京市・みんなでつくる豊かな高齢社会」を基本理念に4つの基本的視点を新たに設け、施策を推進します。
基本的視点
◇健康づくり・介護予防を重視する
◇高齢者の持てる力を生かした 自立生活を支援する
◇高齢者の権利を尊重する
◇市民参加により安心できる地域社会を実現する
基本目標
4つの基本的視点から、7つの基本目標を定め、計画の推進を実施していきます。
◇活動的な暮らしの支援
◇健康づくり・介護予防
◇総合的地域ケアシステムの整備
◇介護保険サービスの質と量の 確保・充実
◇介護保険制度の円滑な運用
◇多様な暮らしの基盤整備
◇福祉のまちづくり
重点施策
計画の策定にあたり、重点的に取り組むべき施策を定めます。
◇地域における高齢者相談体制の充実
◇介護予防・健康づくりの充実
◇地域で高齢者をささえるネットワークづくり
◇高齢者の権利を守る体制の充実
◇高齢者福祉基盤の充実
◇認知症・うつ予防対策の充実
新しい介護保険制度に対する基本的考え方
第3期の介護保険事業計画では、これまでの成果と課題をふまえ、さらに予防重視型システムの構築を柱とした制度改正を受け、7つのプロジェクトに再編成して、より具体性と実効性のある計画にします。
■新しい介護保険の推進プロジェクト
制度見直しを受けて、次のような新しい介護保険推進プロジェクトを実行します。
(1)予防重視型システムへの転換
・地域包括支援センターの創設
・介護予防事業の展開
(2)日常生活圏域ごとの新たなサービスと拠点の整備
・生活圏域の設定と拠点施設の再配置
・地域密着型サービスの整備
■2015年に向けた地域ケアプロジェクト
第1期・第2期の基本的な考え方を受けて、地域ケアを推進するための5つのプロジェクトを推進します。
(3)地域に根ざしたサービスの展開
(4)認知症ケア等の新サービスの展開
(5)福祉・保健・医療の連携
(6)権利擁護と利用者支援
(7)多様なパートナーシップの推進
今後は、市民説明会でのご意見や、パブリックコメントを考慮しながら、高齢者保健福祉計画検討委員会、介護保険運営協議会でさらに検討を重ねていくこととしています。
