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次期「西東京市教育計画」(素案)

ページ番号 364-574-899

最終更新日 2009年3月13日

検討結果公表日 平成21年3月13日(金曜)
意見募集期間 平成20年12月15日(月曜)~平成21年1月14日(水曜)
提出された意見件数 108件(7人)
担当課 教育部 教育企画課

下記の一覧表は、市民の皆さんからお寄せいただいた意見を適宜要約したうえ、原案の項目ごとに整理し、それに対する西東京市の考え方をまとめたものです。
項目ごとに、上側が「お寄せいただいた意見概要」で類似した意見について集約し、件数とともに表示しています。下側は、それに対する西東京市の検討結果を記述しています。

計画の枠組 項目 お寄せいただいた意見概要と市の検討結果
第1章 西東京市教育計画の基本的な考え方 1 [お寄せいただいた意見概要]
【第1章 1計画改訂の趣旨】について、ここでは国における教育基本法の改正からの流れを述べ、その中で策定した計画について触れているが、今回改正された社会教育法は極めて重要な課題を含んでいることから、計画の策定に当たっては、国会での附帯決議等を踏まえ、正に特段の配慮をし、柔軟な活用のもと社会教育の推進に当たるよう切望する。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の点は、ごもっともでございます。計画の推進にあたっては、十分に配慮してまいります。
2 [お寄せいただいた意見概要]
【第1章 1計画改訂の趣旨】について、ここでは国において教育基本法改正があり、東京都において東京都教育ビジョン(第2次)が策定されたことをあげ、いかにもその流れに沿わなければいけないかのように述べているが、教育においてこのような表現はしてはいけないはずである。教育においては、国も都も西東京市も対等であって、憲法と教育基本法に基づいて教育政策を進めなければいけないものである。従って、そうした市政を示す表現に変える必要がある。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご意見の趣旨を尊重しつつ、計画の策定作業を進めています。なお、本計画の改訂の趣旨は、教育基本法等の改正や市の総合計画策定と整合をとるために、平成20年度に見直し作業を行うこととしたものです。
3 [お寄せいただいた意見概要]
【第1章 1計画改訂の趣旨】について、教育基本法の大事な部分は、「第一条(教育の目的)教育は人格の完成をめざし、」の部分であり、これは改正教育基本法においてもいささかも変わっていない。従って、「計画改訂の趣旨」においても、「教育は人格の完成をめざすこと」は、変わりないのだということを明記することが極めて重要である。(件数:1件)

[市の検討結果]
【第1章 1計画改訂の趣旨】については、あくまで西東京市の教育計画における改訂の趣旨であることから、教育基本法の条文等については特段明記しておりませんが、ご指摘にもあるように教育行政を進めていく上では、教育基本法に定める教育の目的や理念の達成に向けた取組を行ってまいりいます。
4 [お寄せいただいた意見概要]
【西東京市教育委員会の教育目標】について、子どもの成長期を充実させる視点がなく、いきなり大人の規範を教える形になっている。これは、教育学的見地を生かしているかを問われるのではないか。
そこで、目標に「ともに学び、ともに成長し、ともに励ましあう、自主的自発的活動をすすめる」を加えてほしい。また、「すべての市民…」というのは大事な視点だが、教育の自由や研究の自由を踏まえ、教育に集団的に強制を持ち込んではならないことを念頭に置かなければならないと思う。(件数:1件)

[市の検討結果]
子ども期の教育にかかわる取組については、計画の4つの基本方針の中で示しています。なお、「共に学び、共に成長し、共に励ましあう」という視点については、追記しました。
5 [お寄せいただいた意見概要]
【第1章 3計画の位置付け】の【(2)計画の性格】について、「教育改革」という言葉が、全く無批判に、肯定的に使われていることに懸念を抱く。「日本全体の教育改革」は、「子どもたちの人間的発達を図る」ことを阻害する内容も多く指摘されている。従って、「日本全体の教育改革」に従属した形ではなく、西東京市として「子どもたちの人間的発達を図る」教育計画を行うことを明記すべきと考える。(件数:1件)

[市の検討結果]
本計画は、教育基本法等の改正を踏まえ、西東京市のこれからの教育全体の底上げ、活性化の実現を図ることを目指し策定しています。
6 [お寄せいただいた意見概要]
【第1章 3計画の位置付け】の【(2)計画の性格】について、「性格」という言い方は教育プラン21でも使っているが、位置付でいいのでは?(性格・・モノの性格という印象が強いのでふさわしいのか違和感がある。)(件数:1件)

[市の検討結果]
【3 計画の位置付け】と前段で示しており、ここでは本計画の性質を述べていることから”性格”としています。
7 [お寄せいただいた意見概要]
【計画の体系】で、「生きる力」を強調しているが、一人の人間をどう捉え発展させ、その人の能力を最大限引き出すためには、一人ひとりが大切にされる環境、地域づくりが必要。また、子どもに関わる大人が共通してその子を見、その子に何が必要かを助言して成長を見守るというのが大人の役目だと思う。質の高い教育や学習はそういう環境があって、社会に責任を持てる人間が育つのではないか。(件数:1件)

[市の検討結果]
教育基本法の改正等で明確になった教育理念を踏まえて、新しい学習指導要領では、「生きる力」をよりいっそうはぐくむことを目指しています。子どもに「生きる力」をはぐくむためには、地域の大人が子どもとかかわり合っていくことが重要です。
8 [お寄せいただいた意見概要]
【生きる力】の【豊かな人間性】において「他人と共に協調し、他人を思いやる心」とは、今のように競争社会の中ではこういう精神は育ちにくいのではないか。学校教育でも集団で学びグループでの話し合い、自然とのふれあい、一つの行事をみんなでつくりあげる、こうした行動が協調性やおもいやりの心も育つのではないか。(件数:1件)

[市の検討結果]
新学習指導要領においても、集団活動において「自然とのふれあいなど」を通して、思いやりの心の育成などの人間性豊かな子どもの育成を目指しています。
9 [お寄せいただいた意見概要]
【計画の体系】で、二つの視点があるが、もう一つの視点として「3子どもの主体的環境作りを重視する」を加えてほしい。子どもは子どもの社会を持っており、子どもの社会から子どもを引き離し、いきなり大人の社会へ組み入れようとする教育計画には反対する。(件数:1件)

[市の検討結果]
【計画の体系】については、ご指摘の点も踏まえ、再度見直しを行い、二つの視点とはせず全体のバランスを考慮した体系に変更しました。
10 [お寄せいただいた意見概要]
【計画の体系】の【(2)本計画での施策の流れの表の1】の中に「友と交流し、友の意見に学ぶ機会を広げるようにする」を加えてほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
本計画では、計画の体系として、計画の大きな4つの基本方針をあげています。なお、ご指摘の点については、教育目標の中で、「共に学び、共に成長し、共に励ましあう・・・」という視点を追加しました。
11 [お寄せいただいた意見概要]
【第1章 4計画の体系】の【(1)二つの視点】について、文部科学省あるいは中央教育審議会などで使われている「生きる力」という言葉を、無批判に使っている。「人格の完成」という理念が書かれていないのはどうしたことか。ここでは「子どもたちの人間的発達を図る」が第一に掲げられるべきものだと思う。また、「確かな学力」について文部科学省の説明を載せているが、学力について、様々な研究者や教職員とともに、もっと教育科学的に検討されて、もっとしっかりした見地から書き込むべきものと考える。(件数:1件)

[市の検討結果]
「生きる力」をはぐくむことで、教育の目的である「人格の完成」も達成されると考えます。また、「確かな学力」については、西東京市としても「基礎・基本を確実に身に付け、いかに社会が変化しようと、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力」などを指すものと考えています。
12 [お寄せいただいた意見概要]
【第1章 4計画の体系】について、「縦と横の視点」わざわざ縦と横に位置づける必要性はあるのか。また、「質の高い」教育とは、どういう教育なのか。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の点を踏まえ、【第1章 4計画の体系】については、全体イメージの図を含め、縦と横の視点を改め、全体のバランスを考慮した体系に修正しました。また、質の高い教育とは、教育目標の具現化、教育課題の解決であると認識しています。
第2章 1.「生きる力」の育成に向けて 13 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)確かな学力を図ります!】について、今行っている習熟度別授業は、本当に「確かな力」をつけているのでしょうか。小学1年生は月齢差が1歳近くあります。この月齢差で習熟度別に分けるのは無理があります。子どもにはゆっくりと基礎を学ばせること、できる子もできない子もまざりあい学びあうことは、お互いの力を伸ばすことになると思う。勉強がわかれば学校へ行くのも楽しくなり、楽しければ学力も伸びます。(件数:1件)

[市の検討結果]
各学校では、子どもの学年などの発達段階を踏まえ、クラス構成の仕方や指導方法、指導内容等を工夫しながら、習熟の程度に応じた指導を実施し、分かる授業を推進しています。
14 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)確かな学力の育成を図ります!】の【◆施策を取り巻く状況】の中で、次の文章を加えてほしい。「日本人が、国際人として生き、かつ付き合っていくためには憲法に基本的に依拠しなければならない。憲法は基本的人権を規定し、それによって求められる人間の尊厳の実現を最高の目標・規範としているから、その規範を大事に実践しながら、国際人としての素養も育成する。」(件数:1件)

[市の検討結果]
国際化が進展する今日においては、ご指摘の点は重要だと考えますが、本項目の中で日本国憲法にまで言及する必要はないと考えます。
15 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)確かな学力の育成を図ります!】の【◆施策を取り巻く状況】の中で、「子どもたちが自ら学び、力強く生き抜く力を身に付けていくことが求められています」とあるが、これは「市場原理万能の世の中で、子どもたちは自己責任で生き抜くのだ」というメッセージだと受け止められるので、この部分の表現は削除を求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
本計画の大きな柱である「生きる力」の育成の上では、重要な視点であると考えます。
16 [お寄せいただいた意見概要]
【1.「生きる力」の育成に向けて】について、いきなり「学力」のことが書かれていて、学力以前のことが問題となっているのではないのかと思う。むしろ、【1.-(2)豊かな人間性の育成を図ります!】が【1.-(1)確かな学力の育成を図ります!】の前に来る方が、教育目標からもふさわしいように思える。(件数:1件)

[市の検討結果]
本計画の大きな柱である「生きる力」の育成について、学習指導要領等と整合をとる意味からも「知・徳・体」の順で記載しています。
17 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)-1きめ細かな学習指導による基礎・基本の定着】の中で、「保護者向けのアンケートの中の『他の市区町村に負けない学習能力』を求める声が多い…<省略>文部科学省による『全国学力・学習状況調査』結果…<省略>を活用し…」とあるが、各学校の平均点を公表せず、学校間の競争に結びつかないように注意してほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
市民に対する説明責任を果たすとともに、調査結果を活用しながら学力向上に係る教育施策の成果を明確にするために、必要に応じて都と比較しながら、市全体の状況分析を行い、本市教育委員会ホ-ムペ-ジでの掲載及び市役所情報公開コーナーでの閲覧を行っています。各学校の分析結果の公表において、平均正答数等のデ-タを活用する際には、平均正答数の一覧表等、学校の序列化につながる資料の公表には十分配慮するよう各学校に依頼しています。
18 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)-1きめ細かな学習指導による基礎・基本の定着】について、アンケート結果の子どもの「学校の勉強についていくことができるか」の悩みや、親の「他市町村より負けない学力」の望みがあげられているが、そのまま信じてよいのか疑問である。子どもの悩みに大人はちゃんと向き合うべきであり、わかる授業をしっかりと取り組むことで親の願いにも答えられるのではないか。(件数:1件)

[市の検討結果]
現在、各学校では、教師が子どもたち一人ひとりに寄り添い、悩みに向き合えるように、研修等を通じて資質・能力の向上を図っています。また、市内全小中学校では、授業改善推進プランを策定し、学校全体で分かる授業を推進しています。
19 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(2)-1きめ細かな学習指導による基礎・基本の定着】の【基礎的・基本的な知識や技能の定着】について、家庭学習の励行について保護者の協力とあるが、今は、親も必死で社会で働き、子どもの生活サイクルに合わない実態がある。これは社会問題であり、そうしたことも改善されなければ難しいことであり、無理強いするのは避けるべきではないか。(件数:1件)

[市の検討結果]
教育の様々な課題の解決のためには、学校、家庭、地域など、社会全体が協力して教育改革に取り組むことが重要となります。学習についても、学校と家庭が連携・協力して子どもに「分かった。」「できた。」ということを実感させることが重要であると考えます。
20 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)-1きめ細かな学習指導による基礎・基本の定着】の【言語活動の充実】について、学校の図書専門員を置き、本を読む機会を増やしたり、読んだ内容や感想を言葉で出し合うこと、日常的にグループでディスカッションすることで、会話の成り立ちが出てくるのではないか。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の内容を重要なことと認識しています。学校の図書館専門員の活動もその一端ではありますが、全教育活動の中で、言語活動の充実を図ることが必要です。
21 [お寄せいただいた意見概要]
【1-(1)-1きめ細かな学習指導による基礎・基本の定着】の中で、「子どもたちが自ら学び、力強く生き抜く力を身に付けていくことが求められています」とあるが、これは「市場原理万能の世の中で、子どもたちは自己責任で生き抜くのだ」というメッセージだと受け止められるので、この部分の表現は削除を求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
本計画の大きな柱である「生きる力」の育成の上では、重要な視点であると考えます。
22 [お寄せいただいた意見概要]
【1-(1)-1きめ細かな学習指導による基礎・基本の定着】の中で、「保護者向けのアンケート調査では『他の市区町村に負けない学習能力』を求める声が多いことが明らかになりました」とあるが、グラフから考えると、ただの「学習能力」の選択肢はなく、学習能力の選択肢は「他の市区町村に負けない学習能力」だけなのだから、このパーセンテージが上がるのは当然である。むしろ、20ページのグラフを見れば明瞭で「基礎学力習得の補習」を多くの保護者が望んでいることが分かるので、それが分かる表現に改めることを望む。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の点を踏まえ、9ページの【1.-(1)-1きめ細かな学習指導による基礎・基本の定着】の中で、「基礎学力習得の補習」の要望が強いことを追記しました。
23 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)-1きめ細かな学習指導による基礎・基本の定着】について、文部科学省による「全国学力・学習状況調査」結果や東京都教育委員会による「児童・生徒の学力に関する調査」は、悉皆調査であり、その結果公表が問題となっているが、保護者は競争の教育を望んでいるのではなく、どの子にもしっかりとした学力を保障して欲しい、ということなのである。従って、この部分の削除を求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
各調査の結果を踏まえ、授業改善推進プランを作成するなどの取組みにおいて、調査結果を十分に活用しています。
24 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)-1きめ細かな学習指導による基礎・基本の定着】の【基礎的・基本的な知識や技能の定着】について、「予習や復習、反復学習の重要性について教員の意識を高めるとともに」とあるが、教員は反復学習の重要性などは言われなくてもわかっている。これを強調しすぎると「繰り返し学習」ばかりで、却って子どもたちは学習に嫌気がさしてしまうのではないかと心配される。授業が「楽しいこと」が基本で、「子ども同士の教え合い」、「感動や表現」、「意見を持ち討論し考える」など、子どもたちの状況に合わせた柔軟な取組が必要。(件数:1件)

[市の検討結果]
「読み・書き・計算」などの基礎的・基本的な知識・技能の確実な習得には、繰り返し学習を充実させることが重要であると考えます。
25 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)-1きめ細かな学習指導による基礎・基本の定着】の【言語活動の充実】について、「特に、国語科において、話すこと、聞くこと、書くこと、読むことのそれぞれに記録、要約、説明、論述といった言語活動を例示する」としている。子どもたちにとって、これで「人間的成長が図れるのだろうか」と危惧される。国語を「言語技術の活動」のみにしていこうとする流れを感じる。国語は、感動や表現などを伴った高度な知的文化的学習ではないか。こうしたことを踏まえた文章に直すことを求める。また、「各教科において言語活動の充実を図ります。」は、削除を求める。それぞれの教科には、それぞれの役割があり、これを入れることによって、繰り返しレポート提出を求めるなどといった、子どもの状態を無視したことが起きかねないことを危惧するからである。(件数:1件)

[市の検討結果]
国語科には、国語科の目標があり、「言語技術の活動」のみではなく、我が国の言語文化を享受し継承・発展させる態度を育てることにも重点を置いています。また、言語活動を通して知的活動だけでなく、コミュニケ-ションや感性・情緒の基礎が養われ、豊かな人間性の育成にもつながります。
26 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)-1きめ細かな学習指導による基礎・基本の定着】の【理数教育の充実】について、日常生活や自然の中で虫や鳥や様々なものに興味を持ち、科学的興味や科学的思考をゆっくりと育んでいくことが大切である。「繰り返し学習」や「観察、実験、レポートの作成や論述など」という記述にがっかりする。子どもに苦役を与えるだけで、もっと大切にしなければならないことを何も書いていないと思う。「子どもたちの討論を重視する」ということを入れることを求めたい。「また、国際的な通用性、内容の系統性といった学習の円滑な接続を踏まえた指導内容の充実を図ります。」とあるが、意味が不明である。(件数:1件)

[市の検討結果]
必要な時間の確保は、分かる喜びや学ぶ意義を実感することで、関心や学習意欲を高めることにつながります。「討論」に関しては、理科の教科の中で科学的な概念を使用して考えたり説明したりするなどの学習活動等が充実されています。
また、「国際的な通用性、内容の系統性といった学習の円滑な接続を踏まえた指導内容の充実を図ります。」は、より明確化するために、「科学技術の進展などの中で、理数教育の国際的な通用性が問われていることを踏まえ、小・中学校での学習の系統性・円滑な接続を図るために、指導内容の充実を図ります。」という表現に変更しました。
27 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)-1きめ細かな学習指導による基礎・基本の定着】の【伝統や文化に関する教育の充実】について、「伝統や文化」と言うとき、「我が国」や「天皇を中心とした歴史」にこだわり過ぎる傾向が往々にして生まれる。国や行政側が「これが伝統と文化だ」と偏った見方を押しつけてくることが心配される。また、戦前の「意味が分からなくても良いから、とにかく古典を読めるようにしろ。暗唱しろ。」といったことが復活しかねない状況にある。従って、こうしたことを戒める文章を追加するように求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
国際社会で活躍する日本人の育成を図る上では、我が国や郷土の伝統や文化を受け止め、そのよさを継承・発展させるための教育を充実することが必要です。また、伝統や文化の理解では、他者や社会との関係だけで捉えるのではなく、自ら考えを深めていく力を育成していくことも極めて大切だと考えます。
28 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)-1きめ細かな学習指導による基礎・基本の定着】の中であげられているアンケート調査については、資料として示してほしい。「他の市区町村に負けない学習能力」を求める声が多いというもとになるデータが必要。(件数:1件)

[市の検討結果]
アンケート調査の調査結果につきましては、本計画の策定と併せて市ホームページ及び情報公開コーナーでの公開を予定しています。
29 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)-1きめ細かな学習指導による基礎・基本の定着】の中で、「学習意欲の向上や学習習慣の確立に向けた取組」とあるが、「児童・生徒の学力に関する調査」結果からは、より具体的な対策が分析されるのではないのか。学力に関する調査の結果と別の調査のクロス集計など丁寧な分析が行われたということなのか。(件数:1件)

[市の検討結果]
分析方法等は各学校の実態や学力向上の方向性を基に、各学校で判断し行っています。その分析結果を授業改善推進プランとしてまとめ、学習意欲の向上や学習習慣の確立にも役立てています。
30 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)-1きめ細かな学習指導による基礎・基本の定着】の【理数教育の充実】について、「世界で活躍する人材を育成するため…」とあるが この表現にも疑問がある。それ以前の目的のためではないのか。また「学習の円滑な接続を踏まえた指導内容の充実を図ります」とあるが、「接続」という表現にも違和感がある。そのような視点に課題を感じるし、より継続性がないような、きめ細やかさが無い印象がある。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の表現は、中央教育審議会の答申に示されており、新学習指導要領の基となる考えです。
31 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)-1きめ細かな学習指導による基礎・基本の定着】の【伝統や文化に関する教育の充実】について、「国際社会で活躍する人材の育成を図るため…」とあるが、身近な地域の歴史や郷土文化から学ぶ目的は国際社会で活躍することが目的なのか。(件数:1件)

[市の検討結果]
自らの国や郷土の伝統や文化についての理解を深め、尊重する態度を身に付けることで、グロ-バル化社会の中で、自分とは異なる文化や歴史に敬意を払い、世界の人々と共存できると考えます。
32 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)-2学ぶ意欲に応える教育の充実・推進】の【少人数学習集団による指導、習熟度別指導等の充実と拡大】について、習熟度別授業について疑問に思う。特に低学年では月齢差もあり、グループ別にできる子もできない子も同じテーブルで教えてもらったり、教えたりすることで互いに伸びると思う。(件数:1件)

[市の検討結果]
各学校では、子どもの学年などの発達段階を踏まえ、クラス構成の仕方や指導方法、指導内容等を工夫しながら、習熟の程度に応じた指導を実施し、分かる授業を推進しています。
33 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)-2学ぶ意欲に応える教育の充実・推進】に次の文章を加えてほしい。「学習意欲に応えるには、その体勢として、教師が身近に居ることである。子どもたちの多くは常に、何を問うべきか、何が分からないかの状態にあって、それを表現できないもどかしさの中にあると見なければならないので、教師との関係で言えば、まさしくそっ啄の間合いに置かれている。そのため、教師を常に子どもの近くに居れるような指導体制にしたい。」(件数:1件)

[市の検討結果]
教師が子どもと向き合う時間の確保などの教育条件の整備等は重要であり、中央教育審議会の答申にも示されています。教師が多忙感を感じることが多い調査や回答などについてはできるだけ、統合や廃止するなど、子どもと向き合う時間を確保するように努めています。
34 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(2)-2学ぶ意欲に応える教育の充実・推進】の【長期休業中の児童・生徒に対する教育指導の充実】の本文を削除し、代わり次の文章を加えてほしい。「夏休みは基本的に休みであり、家族とともに有意義な生活を送るのが中心であるが、自分の関心による研究課題や前学期までに修めた学習内容についてのまとめや、新しい学習への計画・意欲などを触発することも重要である。そのための学習相談や生活相談、父母面談などを、無理の無い範囲で進める。」(件数:1件)

[市の検討結果]
現状の文面は、各学校での取組み状況及び保護者の願い等を十分に踏まえて作成しました。
35 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)-2学ぶ意欲に応える教育の充実・推進】の【少人数学習集団による指導、習熟度別指導等の充実と拡大】について、少人数授業や習熟度別授業は、様々な問題が指摘されており、けっして一人ひとりの学ぶ意欲に応える教育ではない。子どもたちは、生活集団と学習集団は一致させなければならない。クラスの仲間の連帯、協力・共同をはかることと学習は結びついている。色々な体験をしている子や色々な発想をする子がいるからこそ学習内容が豊かに充実させることができるのである。また、20ページの「保護者が望む教育関連施策・事業グラフでは、「少人数学級」が強い要求として出ている。従って、この項目は、「生活集団と学習集団を一致させることは、子どもの成長にとって欠かせない条件であること」「少人数学級へ向けて、学習支援員などいろんな努力を行っていくこと」を中心に書きかえることを求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
各学校では、子どもの学年などの発達段階を踏まえ、クラス構成の仕方や指導方法、指導内容等を工夫しながら、習熟の程度に応じた指導を実施し、分かる授業を推進しています。
36 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)-1きめ細かな学習指導による基礎・基本の定着】の【外国語教育の充実】について、「幅広い言語に関する能力や国際感覚の基盤を培うため…」とあるが、幅広い言語とはどういうことを意味するのか。また、国際感覚というのは、グローバルな視点とも考えるが、外国語教育によって基盤が培われるのか。(件数:1件)

[市の検討結果]
英語を原則としつつも、他の言語にも触れるように配慮することが望ましいと考えます。外国語活動によって、外国の言語や文化について、体験的に理解を深めることで、日本と外国との生活習慣・行事などの違いを知り、多様なものの見方や考え方があることに気付かせることができます。
37 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)-3教育情報化による学習指導の質の向上】の中で、「学ぶ意欲をもった子どもたちが…」とあるが、一般の子どもたちと区別して考えているのか。また、「ICTの活用」とあるが、全ての学校にICTが配置されるよう、予算をつけられるのか。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の点は、「これまで以上にICTを利用していろいろなことがしたい、という子どもたち(学ぶ意欲をもった子どもたちと表現)がやりたいと思っている事ができる環境整備を推進したい。」との意味ですが、別の表現に修正しました。また、予算につきましては、現在全ての学校のコンピュータ教室の整備、校内LANの整備は終了しており一定程度のICT機器の整備は完了していると認識しています。今後は、学校ごとのニーズに適した推進を図りたいと考えています。
38 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)-3教育情報化による学習指導の質の向上】について、ICTが、教育の質の向上に役立つかのようにバラ色に描く文章になっているが、非常に疑問を感じる。子どもたちは、ゲームなどを通して、非常に非現実の世界にはまりこんでいる現状がある。今、子どもたちにとって大切なのは、自然に対し、自分の手足など体の五感を動員して働きかけ、五感を通して感じることではないだろうか。従って、ICTは必要に応じて活用し、教育の情報化をしっかり制御して子どもたちの成長に資するようバランスの取れた取り組みをすることを求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
ICTの活用は学習効果を引き出す道具の1つと考えています。次代を担う子どもたちが、有益にICTという道具を利用し、情報モラルなどの意識を持った上で利活用できる、バランスの取れた授業の充実を図っていきたいと考えています。
39 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(1)-3教育情報化による学習指導の質の向上】の【情報モラル教育の充実】について、もやは家庭との連携では歯止めが効かない状況にあるのではないか。よって、「家庭との連携」は「家庭などとの連携」とした方がよい。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘を踏まえ、「家庭や地域などとの連携」に変更しました。
40 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(2)豊かな人間性の育成を図ります!】の中で、「社会の責任ある一員として規範意識をもって…」とあるが、題名の『豊かな人間性の育成』の点で、子どもに<よい文化と遊びを培い>の視点を入れてほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の点を踏まえ、12ページの施策を取り巻く状況の中の後段「子どもたちが、人を思いやり、…」の部分に、「子どもに様々な文化と遊びを培い」という視点を加えました。
41 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(2)豊かな人間性の育成を図ります!】の【◆施策を取り巻く状況】について、タイトルは「豊かな人間性の育成」となっているのに、内容が頼りないように思う。「豊かな人間性の育成」こそ、「人格の完成をめざす教育」「人間として成長・発達させる教育」によってできるのである。物事をただ覚え込ませることをしていないか、しっかり考える力をつけているかなど、学校教育を「人間として成長・発達させる教育」の観点から見直し、この観点で再出発することが極めて大事である。この観点で文章を修正することを求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
「人格の完成」は、教育基本法に位置付けられている教育の目的であり、重要性は認識しています。ご指摘の「物事をただ覚え込ませる」のではなく、「しっかり考える力を付ける」取組について、具体的に明記しています。
42 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(2)豊かな人間性の育成を図ります!】の【◆施策を取り巻く状況】について、「そのために必要な資質を養う」とあるが、ふさわしい表現とは思えない。資質というのは「生まれつきの性質や才能」という意味では。(件数:1件)

[市の検討結果]
「資質」という表現については、教育基本法第一条(教育の目的)においても、「教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な"資質"を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」とあることから、本計画の中でも使用しています。
43 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(2)豊かな人間性の育成を図ります!】の【現状と課題】について、「挨拶の頻度」を問題にするのか。■1-2のグラフでは、親子間の対話は不十分とは見えない。また、「市は、教育を通じた様々な道徳活動を推進中」とあるが、漠然としてわかりにくい。(件数:1件)

[市の検討結果]
この項目は、問題というよりは、アンケート調査等から読み取れる現状について述べている部分ですが、ご指摘の点を踏まえ、「挨拶の頻度」及び「市は、教育を通じた様々な道徳活動を推進中」という文言は削除しました。
44 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(2)-1人権教育の推進】について、西東京市は「非核平和都市宣言」をしている市であるが、平和教育の言葉がどこにもないが、今なぜ平和でいられるのか。子どもにしっかり学ばせてほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
人権教育は、都人権施策推進指針に示された女性、子ども、高齢者、障害者、同和教育、アイヌの人々、外国人、HIV感染者等、犯罪被害者やその家族、その他の人権問題などにかかわる差別意識の解消を図るための教育を推進しています。なお、平和に関する教育については、全教育活動を通して行っていきます。
45 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(2)-1人権教育の推進】について、「子どもの権利条約」について正しい理解の徹底を図ることが、総合計画や子育ち子育てワイワイプランとの整合性からもまず必要である。人権作文の前に条約について大人も子どもも学ぶ機会を増やす取組をすすめるべき。(件数:1件)

[市の検討結果]
我が国は「子どもの権利条約」の批准国であり、教育の様々な場面においても子どもの権利を尊重した取組を進めていくこととしています。なお、ご指摘の趣旨については、本市では現在「子どもの権利に関する条例」の策定を検討中であり、42ページの主な事業や取組事項の中に「○子どもの権利の尊重の取組」として記載しています。
46 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(2)-1道徳教育の充実】について、「規範意識やそのために必要な資質を養います」という表現の資質には、違和感を覚える。資質というのは「生まれつきの性質や才能」という意味では。(件数:1件)
 
[市の検討結果]
「資質」という表現については、教育基本法第一条(教育の目的)においても、「教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な"資質"を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」とあることから、本計画の中でも使用しています。
47 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(2)-3社会や自然との豊かなふれあいによる体験学習の推進】の【学校図書館を活用した読書活動の活性化】について、各学校に図書専門員(司書)1名を常駐(他県でも充実しているところでは、子どもが良く本を読むようになった。)させることで、自然と国語力も身につくと思う。(件数:1件)

[市の検討結果]
学校図書館専門員は、現在2校に1名を配置しています。学校の司書教諭との連携を図り、コンピュ-タによる蔵書管理システムを活用した効率化を行い、環境整備及び読書活動の充実を進め、国語力の向上を図っています。
48 [お寄せいただいた意見概要]
【1-(2)-3社会や自然との豊かなふれあいによる体験学習の推進】の【キャリア教育の推進】について、「小学校段階からキャリア教育を推進」とあるが、小学生の発達段階では、まだ、社会への目が開かれていないのだから、無理である。この言葉の削除を求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
将来、子どもたちが直面するであろう様々な課題に柔軟かつたくましく対応し、社会人・職業人として自立していくためには、子どもたち一人ひとりに望ましい勤労観・職業観を育てるキャリア教育は、小学生から段階的に実施することが重要であり、子どもたちが自らの将来について夢やあこがれをもったり、学ぶ意義を認識したりすることができると考えます。
49 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(2)-3社会や自然との豊かなふれあいによる体験学習の推進】の【ボランティア活動等の推進】について、ボランティア活動と奉仕活動は、似て非なるものである。ボランティア活動は、自発的な意志による活動でなくてはならない。意識的に混同させる向きもある。この文章は、この二つを混同させている。きちんとした内容の文章に訂正されたい。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘を踏まえ、【1.-(2)-3社会や自然との豊かなふれあいによる体験学習の推進】の【ボランティア活動等の推進】について、【奉仕体験活動等の推進】に修正しました。
50 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(2)-3社会や自然との豊かなふれあいによる体験学習の推進】について、「望ましい勤労感・職業感」とあるが、一人ひとりといいながら、画一的な印象がある。(件数:1件)

[市の検討結果]
キャリア教育や職場体験などは、子どもたち一人ひとりの興味や関心、個性等に基づいて行われるものと考えています。
51 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(2)-3社会や自然との豊かなふれあいによる体験学習の推進】の【学校図書館を活用した読書活動の活性化】について、図書館管理システムを活用できるようにすすめていくことが、司書や学校図書館専門員ではないのか。また、読書活動の習慣化は言語活動の充実につながるのでは。(件数:1件)

[市の検討結果]
司書教諭や学校図書館専門員等がシステムを活用していきます。ご意見の通り、読書活動も言語活動の充実につながりますが、集中力を養うという効果もあると考えます。
52 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(3)健康と体力の育成を図ります!】の【◆施策を取り巻く状況】について、「運動不足などにより…」と書いてあるが、子どもにとって「遊べる時間」や「遊べる環境」が大事で、「遊ばなくなった」或いは「遊べなくなった」ことが大きな原因だと感じている。この点を追加されることを求める。遊びの中で子どもは育つのではないか。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の点を踏まえ、16ページの施策を取り巻く状況の前段を「今日、生活環境の変化などによる、子どもたちの遊びの時間や遊べる場所の減少、それに伴う運動不足からくる体力の低下や食生活の乱れなどが問題視されています。…」に修正しました。
53 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(3)健康と体力の育成を図ります!】の【課題】の中で、「幼少期からスポーツにかかわる環境を整備することが必要」と書いてあるが、遊びの環境を整備することの重要さを付け加えることを求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の点につきましては、64ページ以降の【4.-(3)市民のスポーツ・レクリエーション活動の充実を図ります!】の中で、環境整備等について記載しています。
54 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(3)健康と体力の育成を図ります!】の【現状と課題】について、「さほど高くない食育への関心」とあるが、このように言い切っていいのか。その根拠は何かあるのか。また、「食育」と「食」の使い分けがわかりにくい。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の部分の【現状と課題】については、アンケート調査の調査結果を基に記述しています。また、「食育」と「食」の使い分けについては、再度見直しを行い、まさに食べることについては「食」とし、それについて学ぶことを「食育」としています。
55 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(3)-1たくましく生きるための健康と体力づくりの推進】の【豊かなスポーツライフの実現】の中で、「中学校の部活動の充実と併せて、武道とダンスを必修化するなど…」とあるが、なぜ武道とダンスなのか。(件数:1件)

[市の検討結果]
新学習指導要領では、中学校の保健体育科において、武道とダンスが必修化されました。これにより、本項目においても「武道とダンス」を取り上げています。
56 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(3)-3食育の推進】について、「望ましい食習慣」とあるが、何をもって望ましいという言い方の判断なのか。また、「広報活動を積極的に展開し…」とあるが、何を図ろうとしているのかがわかりにくい。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の点を踏まえ、表現を「健全な食習慣」に改めました。また、広報活動を積極的に展開することで、市民が様々な学習や体験などの経験を通じて、食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できるよう目指します。
57 [お寄せいただいた意見概要]
【1.-(3)-3食育の推進】の【東大農場共同事業】について、「最先端の知識を生かし…」とあるが、そうした食育の啓発は厳しいと思わる。また、東大農場での最先端の知識が食育に必要か。
(東大農場での水銀剤の使用などの一連の説明会に参加し、東大での専門性はむしろ一般市民の生活感覚とはかい離していると実感。)(件数:1件)

[市の検討結果]
東大農場との共同事業については、「西東京市食育推進計画」とも整合を図り、今後も、児童・生徒をはじめ、市民が幅広く食育について学習、体験できるよう、更なる連携を深めていきたいと考えています。
第2章 2.「生きる力」をはぐくむための学校教育環境の整備に向けて 58 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(1)特色ある学校づくりの推進】の【■2-1保護者が望む教育関連施策・事業】について、グラフから見ても、保護者は「基礎学力習得の補習」や「少人数学級」などを望んでおり、教育委員会や関係者がそのことに応える施策が必要だと考える。(件数:1件)

[市の検討結果]
各学校では、基礎学力の定着に必要な補習等を放課後や夏季休業期間など、実態に応じて実施しています。また、現在、習熟度別指導を充実させ、少ない人数で基礎・基本の徹底等を図っています。
59 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(1)特色ある学校づくりの推進を図ります!】の【◆施策を取り巻く状況】について、「社会に求められる人材の育成のため、国際理解教育などの推進を図ります」とあるが、国際理解教育などを推進し、多文化共社会の実現をすすめるのではないのか。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の点については、22ページの主な事業や取組事項における「○国際理解教育の推進」の中で記載しています。
60 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(1)-1特色ある学校づくりに向けた支援】の【学校選択制の実施】について、選択性については、中学校では希望する学校と減少している学校の問題があることも、今後検討してほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
西東京市における学校選択制は、各学校の施設規模等を勘案して、学校ごとに受け入れ人数枠を設けています。児童・生徒数の偏在は学校選択制による影響は少ないと考えています。
61 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(1)-1特色ある学校づくりに向けた支援】の【学校選択制の実施】について、公教育の中では、どこの学校も同じ予算で情操教育などに取り組み人間としての資質を高めてほしい。特色ある学校を求めるのであれば、私学でもよく、地域で子どもを守るというのであれば、その地域の親が見えるところに子どもがいてほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
各学校の予算については、学校の施設規模や児童・生徒数に応じて均衡が取れるよう配慮しています。また、学校選択制は、各学校の潜在力を引き出し全体としての教育の質の向上を目指し、子ども一人ひとりに対して、その子どもに即した教育、その子どもの個性をはぐくむ魅力的な学校づくりを実現するとともに、児童・生徒が学びたい・行きたい学校、保護者が学ばせたい・行かせたい学校を選択できる制度と位置付けています。併せて、各学校が児童生徒や地域の実態等を十分踏まえ、創意工夫を存分に生かした特色ある教育活動、学校づくりの展開を期待するものです。
62 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(1)-1特色ある学校づくりに向けた支援】の【学校選択制の実施】について、「市場原理主義」によって生まれたのが「学校選択制」である。これによって、今西東京でも学校によって生徒数に偏りが生じている。学校選択制は再検討・廃止を求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
学校選択制は、各学校の潜在力を引き出し全体としての教育の質の向上を目指し、子ども一人ひとりに対して、その子どもに即した教育、その子どもの個性をはぐくむ魅力的な学校づくりを実現するとともに、児童・生徒が学びたい・行きたい学校、保護者が学ばせたい・行かせたい学校を選択できる制度と位置付けています。併せて、各学校が児童生徒や地域の実態等を十分踏まえ、創意工夫を存分に生かした特色ある教育活動、学校づくりの展開を期待するものです。
西東京市における学校選択制は、各学校の施設規模等を勘案して、学校ごとに受け入れ人数枠を設けています。児童生徒数の偏在は学校選択制による影響は少ないと考えています。また、今後も制度の目的や意義を踏まえ、検証していかなければならないと考えています。
63 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(1)-1特色ある学校づくりに向けた支援】の【学校選択性の実施】について、学校選択制の実施は、全国的にも課題が問題視されているが、西東京市におけるこれまでの成果と課題はどのように把握し、そのうえですすめるということなのか、その記載がない。また、「学校選択制の実施」が特色ある学校づくりに結びつくことのわかりやすい説明をしてほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
学校選択制は、子どもや保護者が学校を選ぶことが出来る制度です。そのため、ニーズにより積極的に応えることにつながるため、特色ある学校づくりにつながると考えています。
保護者向けのアンケート調査においても、個性ある学校経営が実現されて良い、保護者の学校への関心が高くなり良い、学校が教育への取組みや情報公開に熱心になって良い、など肯定的な意見が約6割を占め、特色ある教育活動や学校づくりに大いに資しているものと考えています。
今後も制度の目的や意義を踏まえ、検証していかなければならないと考えています。
64 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(1)-2特色ある教育課程の編成と実施】の【学期制、休業日の検討】について、2学期制を実施している子どもに聞いてみたが、「あれは絶対いやだ」、「勉強しなくなってレベルが下がった」などと話していた。現実に合わないものは、もっとよく考え、子どもたちはどうなのか、しっかり見極めてほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
学校による調査では、肯定的な評価も出ています。今後も、試行校の結果を踏まえながら、検討を進めていきます。
65 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(1)-2特色ある教育課程の編成と実施】の【学期制、休業日の検討】について、20ページのグラフから、保護者は「二学期制」を望んではいないことが分かる。二学期制は「子どもたちにとって本当に良いことなのか」ということに、真剣な議論が必要であると考える。基本的な方針を定める前に、子ども、保護者、市民、教職員、研究者等の意見を良く聞く場を設け、そうした方々の代表からなる検討委員会を設け、審議することを求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
二学期制については、教育委員会で様々な視点から協議・検討中です。
66 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(1)-2特色ある教育課程の編成と実施】の【小・中一貫教育の検討】について、20ページのグラフから、保護者は「小・中一貫教育」を望んではいないことが分かる。6・3・3制は、子どもの発達段階に応じてこうした区分けをしたのである。小学校の初等普通教育の上に中学校の中等普通教育を行い、その上に高等学校では高等普通教育及び専門教育を行うことになっており、小・中・高一貫教育という制度なのである。今、言われている小・中一貫教育は、子どもの発達段階を無視して、小学校と中学校とをくっつけるもので、子どもの成長・発達を阻害するものである。品川でも三鷹でも、トップダウンで始まり、問題性が非常に多い。従って、この項は削除されることを求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
本市では、平成18年度より研究指定校として、小・中連携教育を実践・研究中です。その成果を踏まえながら、検討を進めてまいります。
67 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(1)-2特色ある教育課程の編成と実施】について、「説明責任を果たし…」とあるが、信頼関係を築ける説明責任の果たし方をすすめるべきである。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご意見の方向で進めています。
68 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(1)-2特色ある教育課程の編成と実施】について、「より質の高い学校経営を目指します」とあるが、「質」の意味は何か。理解しあえたり、信頼性の高いということではないのか。
また、2学期制のことが触れられていないように思えるが、課題、成果をどのようにまとめたのか。(件数:1件)

[市の検討結果]
質の高い教育とは、学校教育目標の具現化、つまり各学校の教育課題の解決であると認識しています。そのためには、保護者、地域社会との協力・連携が重要であり、開かれた学校づくりを進めてまいります。また、二学期制については、教育委員会で様々な視点から協議・検討中です。
69 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(2)学習環境等の整備を図ります!】の中で、「環境への配慮、…」の部分に<少人数学級>も入れてほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご意見を踏まえ、24ページの施策を取り巻く状況の最後に「また、東京都に対し、教育長会を通じて少人数学級の実現について要望していきます。」の文言を加えました。
70 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(2)学習環境等の整備を図ります!】の【◆施策を取り巻く状況】について、20ページのグラフから、少人数学級を望む保護者が多いということが分かる。また、24ページのグラフからもクラスの生徒・児童数に対する保護者の不満・不安が多いことが分かる。従って、ここに30人学級の方向への努力や、学習支援員の充実など加えることを求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご意見を踏まえ、24ページの施策を取り巻く状況の最後に「また、東京都に対し、教育長会を通じて少人数学級の実現について要望していきます。」の文言を加えました。
71 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(2)学習環境等の整備を図ります!】について、「バリアフリー化」…ノーマライゼーションということが大切なのではないか。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の「ノーマライゼーション」の考え方も大切なことであると考ています。そうした趣旨を踏まえ、この項目では施設面の整備という点で「バリアフリー」という言葉を使用しています。
72 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(2)-1人にやさしい教育環境の整備】の【介助員制度の実施】の中で、「保護者による介助負担の軽減を図るため…」という表現は不適当である。公義務教育はすべての子どもに等しく保障された権利であり、保護者に負担を課すことは誤りと言わざるをえない。「障害をもつ子どもも等しく教育を受ける権利を保障するため…」などの表現に改め、その目的に沿った内容に制度も改善されるよう要望する。(件数:1件)

[市の検討結果]
障害をもつ児童・生徒の教育については、特別支援教育の制度を基本に進めてまいります。本市の介助員制度は、これを補完する制度として、保護者による介助負担を軽減する取組と位置付けています。
73 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(2)-1人にやさしい教育環境】の【学校施設の適正規模・適正配置の具体的な検討】について、児童・生徒数の偏りは、大規模工場跡地に大規模集合住宅ができたことと、学校選択制によるものである。従って、「学校選択制の見直しも含め」ということを入れることを求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
学校選択制度は、各学校の特色を出すことで、市立小・中学校全体の活性化に資するものと考えており、各学校の施設規模に応じて児童・生徒の受入人数を定めていることから、学校規模の適正化への影響は限られたものになっています。今後も、地域コミュニティとの関係に留意しつつ、学校選択制度の検証・検討も進めていきます。
74 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(2)-1人にやさしい教育環境の整備】の【バリアフリー化の推進】について、段差の解消やエレベーターの設置、あるいは子ども基準での学習環境整備が必要。(件数:1件)

[市の検討結果]
大規模改造事業の中で、手すり、だれでもトイレなど、バリアフリー化に向け整備を進めていきます。
75 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(2)-1人にやさしい教育環境の整備】の【洋式トイレへの切替え】について、「人にやさしい学校施設の整備」とは何か。また、防災の視点で切換えるのか。そもそも社会的に今の児童・生徒の育った環境から切換えが必須なのではないか。使用する子どもの目線にたった整備を求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
「人にやさしい学校施設の整備」とは、「清潔で使いやすい学校施設への整備」ということです。視点はあくまでも、児童・生徒におきながら、災害時にも対応可能な学校施設の整備を進めていきます。
76 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(2)-1人にやさしい教育環境の整備】の【介助員制度の実施】について、すでに実施しているので、介助員制度の「拡充」にし、「児童に対して」の部分は、「児童や生徒」に対してと修正すべき。(件数:1件)

[市の検討結果]
通常の学級における障害のある児童・生徒に対する支援としての介助員制度の拡充については、特別支援教育との関係を考慮し、検証・検討を行っていく必要があると考えています。また、ご指摘の点について、本文の後段部分は「障害のある児童・生徒」に修正しました。
77 [お寄せいただいた意見概要]
計画の中で、耐震化の件はふれないのか。(件数:1件)

[市の検討結果]
学校施設につきましては、平成19年度をもって、全校の耐震補強工事を終了していますので、本計画の中ではふれていません。
78 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(2)-2学校給食環境の整備】の【中学校給食の実施】について、基本は自校方式である。従って、できる学校から自校方式にしていくことと、親子方式の場合は、小、中別メニューにすることを求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
現在、【中学校給食の実施】に向けては、平成20年11月に提出された「西東京市中学校給食検討委員会」の最終報告に沿って事業を進めています。その報告書において、小学校の給食室の有効活用、これまで実施してきた安全性など、優れた点が多いことから、親子調理方式を採用しています。また、献立メニューについても、親子の小中学校は同一といたしますが、摂取エネルギーに応じて分量で調整することとしています。
79 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(2)-4エコスクールの推進】の【校庭の芝生化の取組】について、「砂ぼこりの軽減などの効果」とあるが、既に実施しているところでこのような効果をねらったのか。(件数:1件)

[市の検討結果]
平成20年度に設置しました、東伏見小においては、『砂ほこりの軽減」はもとより、安全で、かつ子どもたちが楽しめるエリアとして芝生を設置しました。
80 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(2)-4エコスクールの推進】の【環境配慮型学校の整備】について、「学校の森」についての括弧内の説明が、学校の森の説明にふさわしくないのではないか。ポケットパークの森と別立てでの表記をすべき。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の点を踏まえ、「学校の森」の説明については、再度見直しを行い、「ポケットパーク」という表現を削除しました。
81 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(3)学校経営改革の推進を図ります!】について、個々の学校の中で経営とかではなく、その学校に関わる人たち全員が、子どもにとって学校がどういう場になっているか、しっかり話し合い、しっかりした方向をみんなで確認していく必要があると思う。(件数:1件)

[市の検討結果]
平成21年度から実施予定の学校関係者評価において、各学校にかかわりのある保護者、学校関係者などの評価もいただき、学校改革を進めていきます。
82 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(3)学校経営改革の推進を図ります!】の【課題】の中で、「学校評価等でのチェック体制の強化」とあり、管理強化のイメージが強いが、チェックという言葉を使用するのか。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の点を踏まえ、「学校評価等の改善・充実」としました。
83 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(3)-1学校組織の活性化と教職員の資質・能力の向上】について、学校組織の活性化のためには、教職員の多忙状態を正すことが先決問題である。「教職員の多忙状態を正すということを付け加えることを求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の趣旨については、31ページ及び32ページに記載しています。
84 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(3)-1学校組織の活性化と教職員の資質・能力の向上】の【地域住民の参画による学校運営連絡協議会の一層の充実】について、「市民感覚にのっとった意見などを聴取し」とあるが、何でも言ってもらえば良いのではない。「市民の側からの、子どもの人間的成長・発達をはかる方向での意見」とした方がよいのではないか。(件数:1件)

[市の検討結果]
本市の各学校では、保護者や地域住民等による学校関係者評価の実施を推進し、その結果を校長の学校経営計画に反映するなど、子どもたちの豊かな人間性の育成を図ってまいります。
85 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(3)-1学校組織の活性化と教職員の資質・能力の向上】の【教員が子どもたち一人ひとりに向き合う環境づくり】について、重要項目として推進、支援すべき。
また、32ページに記載の公務の効率化・最適化、前述のチェック体制などと関連してこのことが損なわれないようにすべき。(件数:1件)

[市の検討結果]
教員が子どもたち一人ひとりに向き合う環境づくりには、公務の効率化・最適化等が重要であると考えます。
86 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(3)-1学校組織の活性化と教職員の資質・能力の向上】の【校務の効率化・最適化】について、ICT環境を有効的に活用すれば「効率化」するのか。子どもにとって良いことばかりなのか。パソコンを入れることによって更に多忙化することもあり、「多忙化させない」ことを明記するよう求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
ICT環境を有効的に活用することで、「効率化」を図ることを目標としています。パソコン等を活用することで、新たに、短時間でできる事も多いと考えます。一方で、操作に不慣れな場合は、これまで以上に時間がかかってしまう事もあると思います。
パソコン等の導入は、あくまでも1つの道具を追加するものであり、それを利用する側の意識により状況は変わるものと認識しています。
87 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(3)-2学校評価・学校訪問監査の実施】の【学校評価とその結果に基づく改善の実施】について、「保護者や地域の学校関係者が学校を適正に評価できる仕組みづくりの検討」とあるが、地域の学校関係者と言うのは範囲が不明確である。子どもの実情、発達状況などを知らない人が、適正に評価できるのかという疑問が生じる。「不当な支配」となる可能性もある。「学校評価(年度末評価)」は、教職員が行うことを明確にすることを求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
学校関係者とは、関係学校の保護者・地域住民、接続学校の管理職、青少年育成関係者等が考えられます。学校の自己評価も校長の学校経営計画に基づき、学校関係者評価と併せて実施していきます。
88 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(4)-2不登校児童・生徒への対応の充実】について、「ニコモルーム」のことは記述されないのか。(件数:1件)

[市の検討結果]
ニコモルームは、都の「ひきこもりセーフティネットモデル事業」を受託し、3年間の期限付きで都及び他の実施団体とともに事業について検証を進めていくもので、既存の教育相談業務、不登校対策等の事業の一助としてのモデル事業と位置付けていますので、計画期間が5年間の本計画には記載していません。
89 [お寄せいただいた意見概要]
【2.-(5)特別支援教育の充実を図ります!】について、市の総合計画では「障害のある児童・生徒の教育ニーズに応え、一人ひとりの能力や可能性を最大限に伸長するよう特別教育の充実・推進に努めていきます」とあったが、ニーズに応えることや、保護者との協議などの場が必要ではないか。また、当事者に限らず全体保護者への理解を深めることも同時にすすめるべきと考える。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の点は、重要であると考えます。当事者、保護者、地域全体を通して協議、理解を深めながら、進めていきたいと考えています。
第2章 3.社会全体での教育力向上に向けて 90 [お寄せいただいた意見概要]
【3.-(1)-1学校を拠点とした地域全体における教育力の向上】の中で、長い歴史のあるPTA活動について触れていないが、大いにその活動が発揮できる時がきているので、それを入れてほしい。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の点を踏まえ、42ページの施策を取り巻く状況の後段部分を「こうした観点から、保護者会などとの協力関係の推進、市内大学との連携、幼稚園・保育園と小学校との連携の強化を図り、市民のだれもが教育現場に参画できる仕組みづくりを行います。」という表現に修正しました。
91 [お寄せいただいた意見概要]
【3.-(1)-1学校を拠点とした地域全体における教育力の向上】の【学校支援地域本部事業等の検討】について、「教員の業務量の増加が問題となっており」とあるが、この多忙化の原因はほとんど教育行政が作ったものであり、地域住民が学校に入ってきても解決しない。教育行政を改めること以外にない。また、地域住民などが「支援」として学校に入ってくる場合、打ち合わせ等で忙殺させられるのであり、かえって多忙化することがこれまでの経験である。PTAを無視し、「学校支援地域本部」などという組織化はやめてもらいたい。杉並区で夜スペをやるなど、「子どもの成長・発達を図る教育」から大きく逸脱することが心配される。従って、この項目は削除することを求める。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘のありました「教員の業務量の増加」については文言を削除し、「学校を拠点とした地域全体における教育力の向上」の観点から本文の修正を行いました。
なお、本項目の趣旨は、学校を保護者、地域社会が応援していく仕組みづくりを「学校支援地域本部」などを含めて、今後検討を進めていくというものであり、PTAを無視するなどということはありません。
92 [お寄せいただいた意見概要]
【3.-(1)-1学校を拠点とした地域全体における教育力の向上】について、「地域教育協力者」の表記がないが、その事業はなくなったのか。(件数:1件)

[市の検討結果]
「地域教育協力者」については、継続しておりますので、ご指摘の点を踏まえ、21ページの【2.-(1)-1特色ある学校づくりに向けた支援】の【主な事業や取組事項】における【○外部講師(専門家や外国人等)や学生ボランティア等の積極的活用】の中で、「地域教育協力者」について追記しました。
93 [お寄せいただいた意見概要]
【3.-(1)-1学校を拠点とした地域全体における教育力の向上】の【各種媒体を活用した教育広報の充実】について、ホームページはもう少しタイムリーに配信できるよう心がけたり、学校差を支援する体制もすすめてはどうか。(件数:1件)

[市の検討結果]
教育広報の一層の充実を図るため、市民のみなさんのニーズに応じた様々な手法による広報活動を行っていきたいと考えています。
94 [お寄せいただいた意見概要]
【3.-(1)-3教育関係部署・関係機関との連携強化】の【子どもの権利の尊重の取組】について、子どもの権利条約のことを計画全体に反映すべき。(件数:1件)

[市の検討結果]
我が国は「子どもの権利条約」の批准国であり、教育の様々な場面においても子どもの権利を尊重した取組を進めていくこととしています。
なお、本市では、現在「子どもの権利に関する条例」の策定を検討中ですので、条例が策定された際には、それに基づいた取組を進めていきます。
95 [お寄せいただいた意見概要]
【3.-(1)-3教育関係部署・関係機関との連携強化】の【幼稚園・保育園・小学校間の連携強化】について、特別支援教育のところにも記載が必要ではないか。また、交換授業とは何か。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の趣旨については、39ページに記載しています。
また、特別支援教育については、関係機関との連携を検討していきます。なお、ご質問のありました「交換授業」については、小学校において、例えば高学年の担任が特定の教科を担当するために、授業を交換することを意味することから、本項目には相応しくないため、本文を見直し「交換授業」の部分は、「幼・保・小の交流」に修正しました。
96 [お寄せいただいた意見概要]
【3.-(2)-2家庭教育に関する学びの機会の充実】について、子育ち子育てワイワイプランとの連携・整合を取る必要がある。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘のありました「子育ち・子育てワイワイプラン」をはじめ、市の総合計画や各種計画とも連携・整合を取りながら、本計画の策定を行っています。
97 [お寄せいただいた意見概要]
【3.-(3)-2青少年活動への支援】について、西東京市は非核平和宣言都市なのだから、平和への取組も入れるべきと思います。(件数:1件)

[市の検討結果]
58ページの主な事業や取組事項において、青少年活動に限らず「○地域における人権・平和・男女平等などの学習機会の提供」として、ご指摘の点を含んでいます。
第2章 4.いつでも・どこでも・だれでも学べる社会の実現に向けて 98 [お寄せいただいた意見概要]
【4.-(1)多様な学びを支える社会教育を振興します!】の【◆施策を取り巻く状況】の中で、特に図書館の利用率があげられ評価している事実は問題ないが、公民館についての利用率もあげられると、一層社会教育施設の具体的な検証ができると思う。(件数:1件)

[市の検討結果]
文章の構成上、数値に表しやすい図書館の利用率を「特に、」と言う表現で引き合いに出したもので、公民館を通じた市民活動も活発であることは周知のところです。
99 [お寄せいただいた意見概要]
【4.-(1)多様な学びを支える社会教育を振興します!】の【◆施策を取り巻く状況】の中で、「社会教育に関連する施設の整備・充実」がうたわれているが、単に既存の施設の整備・充実では住民の要求に追いつけない。活動の場を早急に実現し、条件を整備していくことが、行政の責務ではないか。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘の点を踏まえて、今後の教育施策の方向性の一つとして条件整備を検討させていただきます。
100 [お寄せいただいた意見概要]
【4.-(1)多様な学びを支える社会教育を振興します!】の【◆施策を取り巻く状況】の中で、「市民一人ひとりの社会教育活動に対する関心を高め、市民間交流の活性化を進めます。」とあるが、具体的に関心を高めるためにどうするのか。(件数:1件)

[市の検討結果]
各取組み内容にあるとおり、公共施設の利便性の向上や参加機会の拡充を通じて、関心を高めていくよう努めてまいります。
101 [お寄せいただいた意見概要]
【4.-(1)-1公民館・図書館事業の充実】について、この中で「公民館・図書館の機能を強化します」や「必要な人材の確保・育成」があげられているが、最大の機能は職員問題ではないか。必要なのは「数」は勿論のこと、何よりも「質」の確保が大事である。公民館の要は職員・市民であり、専門性のある職員がいる公民館は必ず良くなり、市民も地域も自治能力をつけ、良いまちづくりへ繋がると思う。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘のとおり、「質」の確保が課題になります。今後も、職員研修等を通して、「質」の確保に努めます。
102 [お寄せいただいた意見概要]
【4.-(1)-1公民館・図書館事業の充実】の【人づくり・まちづくりの拠点としての公民館事業の充実】について、この中で「事業評価のあり方についても検討を進めます」とあるが、公民館のような教育機関は数字での評価は難しく馴染まないと考える。営利目的ではないので、数よりも質の評価が重要である。(件数:1件)

[市の検討結果]
実施した事業について、その他の事業との比較・研究や「ふり返り」学習をしながら、市民との協働や地域への広がりをどのように築けたのかが、評価の視点と考えます。
103 [お寄せいただいた意見概要]
【4.-(1)-1公民館・図書館事業の充実】の【公民館・図書館における学習相談の充実】について、「専門的な職員」とあるが、どのような専門性の職員のことなのか。(件数:1件)

[市の検討結果]
専門性とは、住民の学習ニーズに応えることのできる能力と考えています。
104 [お寄せいただいた意見概要]
【4.-(1)-1公民館・図書館事業の充実】の【人づくり・まちづくりの拠点としての公民館事業の充実】について、「(仮)市民活動推進センター」との連携も必要になるのかと思う。(件数:1件)

[市の検討結果]
ご指摘のとおり、必要に応じた連携を模索します。
105 [お寄せいただいた意見概要]
【4.-(1)-2だれもが学習に参加できる体制の整備と充実】の【地域における人権・平和・男女平等などの学習機会の提供】について、原爆の被爆者から体験談を聴いたり、映像から原爆の実態・恐ろしさなどを学ぶ機会を、学校でも取り組み、多くの子どもたちに原爆の真実を直接目から耳から学ぶ機会を、社会教育との連携の中で、新たな展望を非核都市宣言自治体にふさわしく実現されることを提言する。(件数:1件)

[市の検討結果]
核兵器の廃絶と世界の恒久平和の実現を目指した「非核・平和都市宣言」に基づき、平和に関する啓発活動や学習活動を推進していきたいと考えています。
106 [お寄せいただいた意見概要]
【4.-(1)-2だれもが学習に参加できる体制の整備と充実】について、平和教育はもっと重要視されてしかるべきではないか。(件数:1件)

[市の検討結果]
核兵器の廃絶と世界の恒久平和の実現を目指した「非核・平和都市宣言」に基づき、平和に関する啓発活動や学習活動を推進していきたいと考えています。
107 [お寄せいただいた意見概要]
【4.-(2)多様な学びを支える社会教育を振興します!】の【◆施策を取り巻く状況】の中で、文化行政やスポーツに関する事務の移管について述べているが、教育行政の独立性から考えて、社会教育の市長部局への事務移管は十分考慮し避けたいものと考える。(件数:1件)

[市の検討結果]
平成20年4月に「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」が改正されたことにより、文化行政やスポーツに関する事務について、市長が直接管理・執行できることになりました。ただし、全ての社会教育事業を移管するのではなく、法律で移管できない事業や生涯学習の総合調整機能、市立小学校を拠点とする地域生涯活動、公民館、図書館の社会教育事業については、引続き教育委員会が所管することが妥当であると考えています。ご意見も踏まえ、事務移管については、十分検討を重ねていきたいと考えています。
108 [お寄せいただいた意見概要]
【4.-(4)-1情報・人材を中心とした学習支援体制の整備】の【生涯学習人材バンクの整備】について、地域教育協力者と生涯学習人材バンクとの違いは何か。(件数:1件)

[市の検討結果]
地域教育協力者とは、学校教育に協力・参加をしてくださる市民を指し、生涯学習人材バンクとは、地域の人材情報の収集や提供、活用を行う仕組みのことを指します。

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