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ロコモティブシンドロームを予防しよう

ページ番号 513-524-976

最終更新日 2025年9月9日

ロコモティブシンドロームとは

ロコモティブシンドロームとは、「運動器症候群」のことで、略して「ロコモ」(以下ロコモ)といわれています。
骨・関節・筋肉などの運動器の働きが衰えることにより、移動機能が低下している状態のことで、進行すると普段の生活における自立度が低下します。
早い人では40歳代から、ひざ痛・腰痛などの兆候があらわれ始めます。痛みがあると身体活動が減り、ロコモの危険が高まります。
いつまでも自分の足で元気に歩き、健康寿命を延ばすために、今日からロコモ対策を始めましょう。

注記:健康寿命とは、日常的に介護を必要とせず、自立した生活ができる期間のこと

原因

ロコモの原因は体を支えたり動かす機能、つまり運動器の機能低下です。
主に下記3つのことをいい、1つでも不具合があるとロコモになるリスクが高くなります。

  1. 筋力の低下
  2. 骨や関節の病気
  3. バランス能力の低下

これらの原因には、「運動器自体の疾患」と「加齢による機能低下」があります。

運動器自体の疾患

骨粗しょう症

骨の量が減ってもろくなり、骨折しやすくなります。

変形性関節症

ひざ関節や股間接、腰の関節の軟骨がすり減って痛みが現れます。

脊椎管狭窄症

神経が圧迫され、手足にしびれなどが現れます。

加齢による機能低下

筋力、バランス能力、持久力などは誰もが加齢とともに衰えていく機能です。
しかし、そこへ運動不足が加わると機能低下のスピードがさらに速まり、ロコモのリスクを高めます。

予防のためにできること

運動器の機能低下を防ぐ生活習慣を身につける事です。

1.こまめに体を動かし、今より1日10分多く体を動かしましょう。

エレベーターより階段を使う、車より自転車か徒歩にする、休憩時間に散歩、テレビを観ながらストレッチや筋肉トレーニング、歩くときは意識して大股速歩で歩くなど

2.骨を丈夫に筋肉を強くする。

  • 本市の骨粗しょう症のページをご参照ください。
    運動や転倒予防、食事などについて掲載しています。
  • 本市の教室に参加して実際の方法を学んでみましょう。
    ボディケア講座 ひざ痛・腰痛・姿勢改善に関する基礎知識と自宅でできる体操を学べる講座です。
    しゃきしゃき体操 楽しみながら全身をしなやかに動かし、バランス能力や足の筋力を高める体操です。

ロコモを放置していると

要介護や寝たきりになる可能性が高くなります。
ロコモのはじまりは、ちょっと不便、ちょっと動かしにくい、転びそうになりやすい、そんな誰にでも起きそうな違和感からです。
大きな支障を感じない事から見逃しがちですが、気付かないうちに進行していきます。ロコモの症状が進行すると、日常の簡単な動作にも痛みや支障が伴い、やがて支援や介護が欠かせない状態になっていまいます。
要介護や寝たきりは、本人だけでなく家族など周囲の人にとっても問題になります。
自分のみならずあなたの大切な家族や友人などのためにも、運動器の健康を維持して健康寿命を延ばしましょう。

関連サイト

お問い合わせ

このページは、健康課が担当しています。

防災・保谷保健福祉総合センター 〒202-8555 西東京市中町一丁目5番1号

電話:042-439-3526

ファクス:042-422-7309

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