10月は食品ロス削減月間です。
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最終更新日 2022年10月13日
10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」です。
10月は食品ロス削減月間となっています。この月間において、西東京市環境保全課は、食品ロスの削減に向けた取組を集中的に普及・啓発します。
食品ロス削減月間チラシ
10月食品ロス削減月間ポスターのダウンロードは→こちら(外部リンク)
食品ロス(フードロス)を削減しよう!
消費者庁ホームページ →「新しい生活様式」での食品ロス削減の工夫のポイント(外部リンク)
食品ロス(フードロス)とは?
「食品ロス(フードロス)」とは、まだ食べられるのにごみとして捨てられている食べ物のことを言います。
日本では、食料の約6割を海外からの輸入に頼っていますが、年間約522万トン(環境省:令和2年度推計値)もの食べ物が廃棄されており、その内訳は約247万トンが一般家庭から、残り約275万トンが食品関連事業者から発生しています。
食品ロスについては、平成27年9月に国連で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で定められている「持続可能な開発目標(SDGs)」のターゲットの一つに、2030年までに世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させることが盛り込まれ、我が国では、家庭から発生する食品ロスを「2030年度までに2000年度比で半減する」との目標が設定されました。
「食べものに、もったいないを、もういちど」を心掛け、食品ロス削減の取り組みを実践しましょう!
※農林水産省及び環境省「令和2年度推計」
・農林水産省ホームページ
農林水産省「食品ロス量が推計開始以来、最小になりました」(外部リンク)
・環境省ホームページ
環境省「我が国の食品ロスの発生量の推計値(令和2年度)の公表について」(外部リンク)
主な食品ロス削減の取り組み
食品ロスの約半分が家庭から発生しています。主な原因は以下の3点です。
・直接廃棄:賞味期限・消費期限が切れて、そのまま捨ててしまう。
・食べ残し:食べきれずに捨ててしまう。
・過剰除去:調理の時に本来食べられる部分まで捨ててしまう。
食品ロスを削減することは、環境はもちろん、家計にもプラスになります。是非、この機会に実践しましょう!
1 期限表示を正しく理解しましょう!
食品を買うときには期限が長いものを選んでしまいがちですが、すぐに使い切る場合には期限が短いものから選んでみるのはいかがでしょうか。
「賞味期限」
「おいしく食べられる期限」のこと。長期間保存ができる食品によく表示されています。
賞味期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
「消費期限」
「食べても安全な期限」のこと。
品質の劣化が早い食品によく表示されています。
2 「買いすぎない」「作りすぎない」「食べ切る」を心掛けましょう!
安売りをしていて食材を買いすぎたり、冷蔵庫をチェックし忘れて同じ食材を買ってしまうと、食材を使い切れずに廃棄してしまう原因となります。冷蔵庫や棚など、食品の在庫を確認してから買い物へ行きましょう。
また、買ったものは食べられる量だけ作る、野菜の皮や芯も料理に使う、皮を厚く剥かないなど、少しの工夫で食品ロスは減らせます。
捨てる野菜の皮を有効活用しよう!
野菜皮のポン酢漬けレシピ
材料
- 大根の皮・・・・・50グラム
- ニンジンの皮・・・50グラム
- ショウガ・・・・・5グラム
- 塩・・・・・・・・少々
- 味ぽん・・・・・・大さじ1
- 亜麻仁油・・・・・適宜
作り方
- 大根の皮、ニンジンの皮を千切りにする。
塩を軽く振り、よくもんで水分を絞る。
ショウガもよく洗い皮ごと千切りにする。
- 保存バッグに2と3と味ぽんと亜麻仁油を入れ冷蔵庫で一晩漬ける。
盛り付けて完成♪
3 フードドライブを活用しましょう!
家庭や事業所で余っている食品を持ち寄り、福祉団体や施設等へ寄付するボランティア活動です。
詳細は、下記ページをご覧ください。
なお、農林水産省では、食品ロスの削減及び廃棄物処理の負担軽減の観点から、未利用食品のフードバンクへの寄付を推進するため、各食品関連事業者からフードバンクに寄附することを希望する未利用食品の情報を集約し、全国のフードバンクに対しこれらの情報を一斉に発信する取組を行っております。
未利用食品の処理にお困りの方は、以下の農林水産省のホームページをご参照ください。
農林水産省ホームページ
4 「3010(サンマルイチマル)運動」を実践しましょう!
「3010(サンマルイチマル)運動」とは、飲食店での宴会や会食時に、最初の30分と最後の10分は自分の席で食事をし、食べ残しを減らそうという運動です。