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平成26年度 多摩六都フェア 映画制作ワークショップ上映発表会

ページ番号 225-616-764

最終更新日 2015年3月13日

 2月22日(日曜日)、保谷こもれびホールで「平成26年度 多摩六都フェア 映画制作ワークショップ上映発表会」が行われました。
 多摩六都地域の5市でそれぞれ行われている「多摩六都フェア」。西東京市では毎年ワークショップを実施しており、これまでジャズバンド、吹奏楽団、マーチングバンドなどが育成されました。今年度は映画制作ということで、29名の方がワークショップに参加しました。

写真:会場の様子

 この日のプログラムは、丸山浩一西東京市長のあいさつから始まりました。丸山市長は「多摩六都の魅力発信というものがテーマとなっており、このワークショップでできた繋がりが次に繋がっていくと思う」と話しました。

写真:丸山市長あいさつ

 次にワークショップに参加した受講生を代表して、櫻井幸男さんがあいさつしました。「映画づくりの基礎として法律を学び、とてもタメになった。厳しくもやさしく指導してくれた福山監督、JTBコミュニケーションズの方々に感謝を述べたい」と、関わった方々への感謝の気持ちも伝えていました。

写真:受講生代表の櫻井幸男さん

[受講生代表の櫻井幸男さん]

 次にこの映画制作ワークショップの講師である福山功起監督のあいさつがありました。福山監督は、「受講生みんなで協力して作ったため、みんなの気持ちがこもった映画である」と話していました。ゲストとして、フジテレビジョン顧問、J:COM顧問の浜口哲夫さん、西東京シネマ倶楽部代表の山本恵司さんが紹介されました。

写真:福山功起監督

[福山功起監督]

 そしていよいよ上映が開始されました。
ストーリー
「人はみんな星になるんだよ」
新山みちる(19)は突然の父親の死によって、経済的な事情から、大学を辞めざるを得なくなった。
しかし落ち込むわけでもなく、気丈に花屋で働き始める。
弟のわたるも小学生ながら、父親の件を受け入れ、家族のために進もうとしていた。
姉の「お父さんは星になった」という強がりの言葉を、心の支えにしながら…。
(当日配布のプログラムより引用)

 多摩六都科学館(西東京市)や花屋(小平市)、喫茶店(東久留米市)など、多摩六都地域の施設や商店などが映し出され、お客さんを惹きつける心温まる作品でした。

 上映後、福山監督、ゲストの浜口さん、山本さんを交えて映画の批評会が始まりました。批評会では、「地域活性化」の象徴の映画である、限られた範囲の中で制作されたため英知と努力の賜物、など絶賛する言葉がたくさん述べられていました。批評会の後にはワークショップ受講生が編集した、映画撮影現場のメイキング映像も流されました。

写真:批評会の様子

 次のトークショーでは、映画出演者が登壇しました。新山みちる役の生田佳那さんは「初めての作品でしたが、この映画に出会えてとても感謝しています」と、感謝の意を述べていました。また、新山わたる役の山本楽さんは「色々な人の意見が聞けてよかったです。全部の意見に対応できるようになることが目標になりました」と発言し、会場は暖かい笑いに包まれました。この映画は、29名の受講生が監督となって、6班に別れてシーン別に撮影を行いました。撮影は三日間で行われましたが、その短い時間の中で班員同士が意見のぶつかり合いをすることがあり、山本さんは「色々な監督さんの意見を聞くのが大変でした」と正直に話していました。監督たちも班別にステージに登壇し、なぜワークショップに参加したのか、映画制作の苦労話などを披露しました。

写真:新山みちる役の生田佳那さん

[主演の生田佳那さん(新山みちる役)]

写真:新山わたる役の山本楽さん

[新山わたる役の山本楽さん]

写真:トークショウ会場全体の様子

 トークショーの後には、映画にも出演し主題歌も務めたRing-Tripが「あの星の名は」を生歌唱しました。優しくて心地の良い三人の歌声が、バックスクリーンに映し出される映画内の映像や星空の風景ととても合って、よりいっそう映画を際立たせていました。

写真:主題歌を務めたRing-Trip

[主題歌を務めたRing-Trip]

 最後に受講生代表からこの映画製作ワークショップに関わった方々への感謝が述べられ、上映発表会は終了しました。

写真:上映会フィナーレ

 上映後、来場者に感想を伺うと、「とても感動した」「地元が映っていて、見ていて楽しかった」などと話していました。地元の景色が映るたびに盛り上がり、地元の人にとっても大切な作品になったのではないかと思います。地元の人からも好評だったこの映画は、まさに地域活性化を印象付ける映画になると思いました。

(取材・写真:武蔵野大学学生記者 伏見佑希)

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