本文ここから

再生可能エネルギーを実感!水車で精米

ページ番号 948-437-909

最終更新日 2015年12月11日

 エコプラザ西東京では、11月21日(土曜日)に、深大寺水車館(調布市内)と三鷹市大沢の里水車経営農家で、見学と精米を体験する環境学習講座を行いました。参加した市民の皆さんは、紅葉の中で3時間あまりの水車見学と精米作業に参加しました。

深大寺水車館

(写真:深大寺水車館)

講座の内容

 午前9時に田無庁舎をバスで出発。深大寺に向かう車内では、かつて西東京市内にあった水車について、講師の近辻喜一さん(郷土史研究家・西東京市文化財保護審議会委員)から解説がありました。

バス車内で講師による解説

(写真:バス車内で講師による解説)

 深大寺の門前にある水車館に到着。調布市郷土博物館の方から説明をいただき、用意した玄米10キログラムが水車の臼に入れられ、水車が動き始めました。米がつき上るまで3~4時間かかる予定です。

水車で精米するしくみについて説明を受ける

(写真:水車で精米するしくみについて説明を受ける)

 米がつき上るまでの待ち時間を利用して、三鷹市大沢にある大型水車「しんぐるま」を見学しました。深大寺のそば粉もここで製粉されていたそうです。

三鷹市大沢の里水車経営農家を訪問

(写真:三鷹市大沢の里水車経営農家を訪問)

 直径4.6メートル、幅1メートルの水輪が水の力で勢いよく回る様子は迫力があります。

水車の水輪を眺める参加者

(写真:水車の水輪を眺める参加者)

 昼過ぎ、深大寺水車館で七分づき程度に精米された米を取り出して、米とヌカをふるい分けます。「千石どおし」という道具の上から落とすと、金網部分でヌカが網を通り抜けて下に落ち、米が残るという仕組みです。

千石どおしでヌカを篩い分ける作業

(写真:千石どおしでヌカを篩い分ける作業)

 講座参加者に精米を持ち帰っていただきました。帰路の車中では、エコプラザ西東京から、水車を動かす水力など「再生可能エネルギー」の現状と課題について解説しました。

ヌカになった分を除いて約9キログラムの精米ができました

(写真:ヌカになった分を除いて約9キログラムの精米ができました)

この内容に関するお問い合わせ

環境保全課(電話:042-438-4042)

お問い合わせ

このページは、秘書広報課が担当しています。

市役所田無庁舎 〒188-8666 西東京市南町五丁目6番13号

電話:042-460-9804

ファクス:042-460-7511

お問い合わせフォームを利用する

本文ここまで

2015年(平成27年)