夏休み自由研究2016 イルカのひみつ・クジラのふしぎ
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最終更新日 2016年9月12日
8月21日(日曜日)エコプラザ西東京主催 夏休み自由研究2016「イルカのひみつ・クジラのふしぎ」が開催されました!
参加者の子どもたちの中には、「イルカが大好き!」と話している子もおり、皆楽しそうに粘土でのイルカづくりに参加したり、お話を真剣に聞いていました。
今回は、アイサーチ・ジャパン(国際イルカ・クジラリサーチ教育センター)から講師の方が来てくださり、クイズに答えたり、紙粘土でイルカを作ったり、写真を見たりしながらイルカやクジラについて学びました。
アイサーチ・ジャパンは、海のことを学び、そこから自然の大切さ・素晴らしさを伝えている環境団体です。海や森などの自然へ目を向けてもらうため、様々なところで活動を行っています。
イルカ・クジラについてのクイズは、子どもたちだけでなく、保護者の方も一緒に参加されていました。
クイズは三択で、三問。なかなかの難問でしたが、子どもたちはどんどん答えて正解していました!
第一問
イルカやクジラの仲間は何種類いる?
ヒント!(講座の様子から)
知っているイルカ・クジラを尋ねられると子どもたちからは「シロイルカ」「シロナガスクジラ」「イロワケイルカ(パンダイルカ)」「ザトウクジラ」など、いろいろ上がっていました。日本では30種から40種が見られるそうです。
第二問
イルカとクジラの違いは、大きさ・重さ・形のどれによって決まる?
ヒント!
イルカとクジラの分類は実際曖昧で、中でもシロイルカは体長4メートルから5メートル位で英語ではホワイトホエールと呼ばれていますが、日本語ではイルカです。言語によっても違いがあるそうです。
第三問
イルカはどこで呼吸をしている?
ヒント!
元々陸上で生きていたころは口の近くにあったそうですが、進化を経て今の形になったそうです。
※ヒントから答えを考えてみよう!回答を知りたい方は、講座に参加してみよう!
次に、実際のイルカやクジラの大きさを同じ長さのロープをはって体感しました。
クジラは何と部屋から飛び出てしまうほど!子供たちも驚きながら大喜びです。
続いては粘土でイルカつくり。講師の方のお話をよく聞きながら作り始めました。
みんなとても上手でした!中には余った粘土で小さいイルカを作っている子もいました。うーん、上手。私も作成しましたが、とても難しかったです。
頭に呼吸用の穴をあけて、目を書いて完成。
最後はみんなで、作ったイルカとハイチーズ!
粘土が乾くのを待つ間、イルカ・クジラについてもっと詳しくお話を聞きました。
ザトウクジラの等身大の尾びれが書かれた垂れ幕を見ながらお勉強です。なんとも大きいですね。手をつないだ子どもたちが横に七人並んだ状態とほぼ同じ大きさです。
クジラは尾びれの形、模様に個体差があり、それによって個体の区別がつくそうです。
こちらの個体はスヌーピーというニックネームが付けられているそうです。な、なるほど…。
クジラには歯を持つハクジラと、髭のような板が並ぶヒゲクジラという種類に分けられます。
実物の歯や、髭を見せていただきながら説明していただけました。また、実際に触る機会があり、ここでも子どもたちは大喜びで触れていました。
クジラのヒゲはまるでたけのこの皮のようです。触ってみるととても固い感触でした。
また、クジラやイルカの絵がプリントされているTシャツを見せていただきながら説明を聞きました。
最後はとても大事なお話です。
写真にはごみがたくさん写っていました。量は大きな衣装ケース一つ分。いったいどこから見つかったのか。それは、とある一頭のクジラのおなかから見つかった物でした。
どうすれば、このようなことが減るのか。
問われた子どもたち一人一人がごみを減らすために真剣に考え、答えていました。
また、水がつながっているということも勉強しました。
どこでごみを捨ててもいずれは海に流れ着いてしまいます。ごみをポイ捨てしないことが大切です。
自然がつながっているということをみんなしっかり学んでいました。
今回のイベントでは、クジラとイルカだけでなく自然についても楽しく学べるものでした。
子どもたちからも幾度となく歓声が上がり、とても楽しそうでした。
これを機会に海の生物、また自然にも興味を持つ子どもたちが増えるとことを願っています。
(取材・写真:武蔵野大学学生記者)
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環境保全課(電話:042-438-4042)
