三種混合ワクチン予防接種(個別)
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最終更新日 2023年5月9日
三種混合ワクチンは、ジフテリア、百日せき、破傷風を予防するワクチンです。
ジフテリア、百日せき、破傷風について
ジフテリアとは
ジフテリア菌の飛沫感染で起こります。
昭和56年に現在使われているジフテリア・百日せき・破傷風(DPT)ワクチンが導入され、現在では患者発生数は年間0が続いています。
主に喉に感染しますが、鼻腔内に感染することもあります。ジフテリアは感染しても10パーセント程度の人に症状が出るだけで、残りの人は症状がでない保菌者となり、その人を通じて感染することもあります。
症状は高熱、のどの痛み、犬吠様のせき、嘔吐などで、偽膜と呼ばれる膜ができて窒息死することもあります。発病2週間から3週間後には菌の出す毒素によって心筋障害や神経麻痺を起こすことがあるため注意が必要です。
百日せきとは
百日せき菌の飛沫感染で起こります。
昭和25年から百日せきワクチンの接種がはじまって以来、患者数は減少してきています。
百日せきは、普通のかぜのような症状ではじまります。続いてせきがひどくなり、顔をまっ赤にして連続的にせき込むようになります。せきのあと急に息を吸い込むので、笛を吹くような音が出ます。熱は通常出ません。乳幼児はせきで呼吸ができず、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)けいれんが起きたりすることがあります。肺炎や脳症などの重い合併症を起こしやすく、新生児や乳児では命を落とすこともあります。
破傷風とは
破傷風菌はヒトからヒトへ感染するのではなく、土の中にいる菌が、傷口からヒトの体内に入ることによって感染します。菌が体の中で増えると、菌の出す毒素のために、口が開かなくなったり、けいれんを起こしたりし、治療が遅れると死亡することもあります。患者の半数は本人や周りの人では気がつかない程度の軽い刺し傷が原因で感染します。土中に菌がいるため、感染する機会は常にあります。また、お母さんが抵抗力(免疫)をもっていれば出産時に新生児が破傷風にかかるのを防ぐことができます。
対象年齢
生後3か月以上7歳6か月未満
注記:「未満」とは、誕生日の前日までです。
接種回数及び接種間隔
初回接種(3回)、追加接種(1回)の合計4回
初回接種1回目から3回目までは、それぞれ20日間から標準的には56日間の間隔をあけて接種。
追加接種は、初回接種の3回目終了後、標準的には1年から1年半の間に1回接種。
注記:接種間隔は、接種日の翌日から数えてください。
具体的な接種間隔等はかかりつけ医と相談しながら計画を立ててください。
接種費用
無料
接種当日の持ち物
母子健康手帳、予診票
予診票について
詳しくは、子どもの予防接種のご案内の「予診票について」をご覧ください。
実施医療機関
お問い合わせ
このページは、健康課が担当しています。
防災・保谷保健福祉総合センター 〒202-8555 西東京市中町一丁目5番1号
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ファクス:042-422-7309
