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麻しん風しん混合(第1期・第2期)ワクチン予防接種(個別)

ページ番号 356-721-947

最終更新日 2023年5月9日

麻しん(はしか)と風しんの説明

麻しん(はしか)とは

 麻しんウイルスの感染によって起こります。感染力が強く、飛沫・接触だけでなく空気感染もあり、予防接種を受けないでいると、多くの人がかかり、流行する可能性があります。典型的な麻しん(はしか)は、高熱、せき、鼻汁、眼球結膜の充血、目やに、発疹を主症状とします。最初の3日間から4日間は、38℃前後の熱で、一時おさまりかけたかと思うと、また、39℃から40℃の高熱と発疹が出ます。高熱は、3日から4日で解熱し、次第に発疹も消失しますがしばらくは色素沈着が残ります。主な合併症としては、気管支炎、肺炎、中耳炎や脳炎があります。患者100人中、中耳炎は約7人から9人、肺炎は1人から6人に合併します。脳炎は約1,000人に1人から2人の割合で発生がみられます。また、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)という慢性に経過する脳炎は、はしか患者約10万例に1例から2例発生します。

風しんとは

 風しんウイルスの飛沫感染によって起こります。潜伏期間は2週間から3週間です。典型的は風しんは、軽いかぜ症状ではじまり、発疹、発熱、後頸部リンパ節腫脹などが主症状です。そのほか、眼球結膜の充血もみられます。発疹も熱も約3日間で治るので「3日ばしか」とも呼ばれることがあります。予後は一般に良好ですが、血小板減少性紫斑病や脳炎の合併を認めることがあり、まれに溶血性貧血もみられます。感染症発生動向調査によれば、平成30年から令和元年の風しんの流行(累計5,247人)で、血小板減少性紫斑病が21人、脳炎が2人報告されました。
 大人になってからかかると重症になります。妊婦が妊娠20週頃までにかかると、先天性風しん症候群と呼ばれる先天性の心臓病、白内障、聴力障害や発育発達遅延などの障害をもった児が生まれる可能性が非常に高くなります。

対象年齢

第1期 1歳から2歳に至る(2歳の誕生日の前日)まで
第2期 5歳以上7歳未満で小学校就学前の1年間にあるお子さん(小学校1年生になる前年の4月1日から翌年の3月31日までの1年間)

麻しんまたは風しんのどちらか一方にかかったことがある方

 麻しん・風しんのどちらか一方にかかったことがある方は、かかっていない麻しんまたは風しんのみの接種もできます。単独でのワクチン接種を希望されるお子さんは、健康課事業調整係までお問い合わせください。

接種費用

 無料

接種当日の持ち物

 母子健康手帳、予診票

予診票について

 第1期の対象となるお子様は、「予防接種説明書・予診票セット」に同封してある予診票をご利用ください。
 第2期の対象となるお子様には、対象となる年の3月末に麻しん風しん混合予防接種のお知らせと予診票等をセットにして送付しています。
 詳しくは、子どもの予防接種のご案内の「予診票について」をご覧ください。

実施医療機関

お問い合わせ

このページは、健康課が担当しています。

防災・保谷保健福祉総合センター 〒202-8555 西東京市中町一丁目5番1号

電話:042-438-4021

ファクス:042-422-7309

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