熱中症・日射病・熱射病の違いについて教えてください
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最終更新日 2019年10月4日
Q:熱中症・日射病・熱射病の違いについて教えてください
A 高温の場所でおこる、熱による障害を総称して熱中症といいます。暑さで体温のコントロールができなくなり、熱が体内にこもってしまった状態です。強い直射日光での場合は日射病、閉め切った部屋や車の中など、高温でおこれば熱射病といいます。子どもは体が小さいわりに水分の出入りが大きく、そのうえ腎機能が未熟なために脱水症状をおこしやすいのです。
Q:熱中症を予防するには、どうしたらよいでしょうか
A 熱中症を予防するには、まず水分補給をすることです。また、炎天下や高温の部屋の中などに長い時間いないようにすることも大切です。たくさんの量を1回に飲むのではなく、適量を回数多く飲ませましょう。汗を多くかくときは、水やお茶だけでなくスポーツ飲料やイオン飲料も合わせて飲ませましょう。
Q:熱中症を疑ったら、どうしたらよいでしょうか
A すぐに、涼しい場所に寝かせ、衣服をゆるめ、体温が下がるようにします。体温が下がり、意識があれば冷たい飲み物を飲ませましょう。
体温の下げ方
- 近くに冷房の効いた部屋があれば、そこに移動します。
- 額、首、わきの下、ももの付け根などを冷たい水でぬらしたタオルで冷やします。
- タオルなどがなければ、洋服をぬらして体を冷やします。
- 扇風機やうちわなどで風を送ります。
飲み物の飲ませ方
- 冷たい飲み物を少しずつ、欲しがるだけ飲ませましょう。
- 吐き気があるかどうかにも注意し、吐き気が強いときは無理に飲ませず医療機関を受診しましょう。
救急車を呼ぶとき
- 体温が下がらず、意識が薄れてきたときは要注意です。とくに「体温が40度をこえている」「意識障害がある」「けいれんをおこしている」場合は、急いで救急車を呼びましょう。
脱水症状のチェックポイント
- 肌がカサカサして、ハリがなくなる。
- 目がくぼんでいる。
- 脈が速くなる。
- 乳児の場合、大泉門がひっこむ。
- 尿量が少なくなる。
- 舌が乾く。
以上のような兆候がみられたら、すぐに医療機関を受診しましょう。
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