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インフルエンザについて

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最終更新日 2024年6月10日

Q:インフルエンザとは

A 
飛沫感染(ウイルスに感染した人のくしゃみ・咳を介する)や接触感染(感染した人と接触する)で人から人に感染します。
インフルエンザにかかると、寒気を伴う高熱が急に出ることが多く、頭痛・体のだるさ・筋肉痛や関節痛などの全身症状が強く出ます。潜伏期間は1日から3日です。合併症として比較的多いのは中耳炎・肺炎・気管支炎・胃腸炎・熱性けいれんです。まれにインフルエンザ脳症を起こすことがあります。
子どもに特徴的な症状として、2日から4日熱が続いた後に一度解熱して、1日くらい間をあけて再び熱が上がることがあるので注意しましょう。診断は、症状や迅速検査で行いますが、発症後間もない状態での検査はウイルス量が少ないため、検査しても反応が出ないことがあるので、解熱しなければ再度受診をしましょう。

Q:予防法はありますか

A 
予防の最善策は、予防接種を受けることです。接種しておく事で、万が一かかったとしても軽い症状で済む事が期待できます。

  • 日々の予防は手洗いをしっかりする事です。大人も子どもと一緒に石けんと流水で丁寧に洗いましょう。手が洗えない時は手指にすり込むタイプのアルコール製剤も有効です。
  • 流行している時期は十分な睡眠・休息で体力を維持し、人ごみを避け、マスクの着用やうがいを心がけましょう。

Q:もし、かかってしまったらどうしたらよいですか

A 
家庭では十分な睡眠をとり安静に過ごします。

  • 子どもは高熱や食欲不振から脱水症状を起こしやすいのでこまめに水分を取りましょう。
  • 寒気があるときは暖めますが、熱が上がりやすいので寒気がおさまってきたら薄着にして熱がこもらないようにしましょう。熱が高い時は、お湯で絞ったタオルで体を拭いてあげるとさっぱりします。
  • 受診時に処方された薬は医師の指示通りに最後まで服用しましょう。抗インフルエンザ薬を服用している間は副作用が出現するおそれがあるので子どもから目を離さないようにしましょう。言動がおかしかったり、目がうつろだったり、普段と違う様子が見られたら、薬の副作用の出現や脳症の発症が疑われることもあります。受診した医療機関に相談し指示を受けましょう。

Q:インフルエンザ脳症とはどのような病気ですか

A 
インフルエンザの感染に伴い急激に発症する脳の炎症です。
主に6歳以下の子どもが発症し、インフルエンザの発症から脳症による神経症状が出るまでの期間が短いのが特徴で、けいれん・意味不明な言動・急速に進行する意識障害などを症状とします。

Q:けいれんが起きた場合は、どうすればよいのでしょうか

A 
嘔吐物による窒息を防ぐため顔を横向きにして寝かせ、けいれんの持続時間を把握します。けいれんが5分以内におさまって、その後意識がはっきりしている状態であれば、けいれん後に受診してください。けいれんが5分以上続く、けいれんがおさまっても意識や顔色が戻らない、けいれんをくり返すなどの症状が見られる場合は救急車を要請しましょう。

様子を見る上でのポイント

  • 何分続いていますか?
  • どのようなけいれんですか?

・手足をかたくして突っ張る
・足をピクピクさせる
・手足に力が入らずダラーッとしている
・身体の片側だけか、左右対称か
・意識がなくなる            

発熱・頭痛・嘔吐などの有無を見てけいれんが続く・意識が回復しない・呼吸がいつもと違う場合には、迷わず救急車を呼びましょう。
時間と様子をメモして受診時に忘れずに持って行きましょう。

お問い合わせ

このページは、幼児教育・保育課が担当しています。

市役所田無第二庁舎 〒188-8666 西東京市南町五丁目6番13号

電話:042-460-9842

ファクス:042-420-2892

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