在宅療養連携支援センター開設記念シンポジウムが開催されました
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最終更新日 2016年10月19日
去る平成28年10月15日(土曜日)に、在宅療養連携支援センターが開設されたことを記念して、慶應義塾大学名誉教授の田中滋先生をお招きして、西東京市市民会館公会堂にて開催しました。
シンポジウム当日は、天気にも恵まれ、市民のみなさんや市内で働く専門職のみなさんも含め350名を超える方々にご来場いただきました。
以下に、当日の様子も含め概要をご報告いたします。
シンポジウム概要
表題
今、本当のまちづくりの幕があがった
あなたが最期まで暮らしたいまちとは
誰もが主役の西東京市版地域包括ケアシステム
開催日
平成28年10月15日(土曜日)
場所
西東京市民会館 公会堂
来場者
364名(一般市民・行政または医療福祉介護等の関係者)
基調講演講師・シンポジウムコーディネーター
慶應義塾大学 名誉教授 田中滋 氏
当日の様子
開会のあいさつ
開会にあたり、西東京市長の丸山浩一から挨拶がありました。
市長からは、挨拶の中で当市の地域包括ケアシステム構築に向けた取り組みや、在宅療養連携支援センター「にしのわ」を創設し、これからさらに地域包括ケアシステムを進めていく決意などが述べられました。
開会のあいさつを述べる丸山浩一市長
基調講演
そして、田中滋先生の基調講演が行われました。
先生からは、まず、これまでの人口推移のデータをもとに、日本の超高齢化社会は「人類始まって以来のできごと」であり、このできごとに対する唯一の対応策が「地域包括ケアシステム」であることが述べられました。
また、前提としてこれまでの「施設対在宅」の概念からの脱却が必要であり、「おおむね在宅、ときどき施設(入院)」の考えにのっとって、地域資源の循環的利用が必要であるとの指摘がありました。
基調講演中の田中先生(1)
基調講演中の田中先生(2)
在宅療養連携支援センターとは
基調講演の後に、今回のシンポジウムの主題でもある「在宅療養連携支援センター」について、センター長の高岡里佳氏から説明を行いました。
西東京市在宅療養連携支援センター「にしのわ」センター長 高岡里佳 氏
シンポジウム(発表)
休憩をはさんで、シンポジウム前半の発表では、西東京市内各団体の代表者から、それぞれの団体が「西東京市の地域包括ケアシステム構築に向けて何ができるのか」について、発表を行いました。
西東京市医師会 会長 石田秀世 氏
西東京市歯科医師会 会長 浅野幸弘 氏
西東京市薬剤師会 会長 梅田茂 氏
西東京市医師会 病院部会担当理事 藤間利之 氏
西東京市新町地域包括支援センター 赤坂育子 氏
西東京市民 古賀節子 氏
西東京市健康福祉部 ささえあい・健康づくり担当部長 萩原直規 氏
シンポジウム(ディスカッション)
その後、田中先生のコーディネートと高岡センター長のアシスタントのもと、前半で発表を行ったシンポジストがディスカッションを行いました。
ディスカッションの中では、田中先生から「西東京市における各団体の特徴」などについてテーマが示され、各団体の代表者がテーマに答える形で進められました。
テーマを提示する田中先生
ディスカッション中のシンポジストのみなさん
ディスカッションの最後には、「地域包括ケアシステムの主役は会場にいるみなさんである」ということで、田中先生を始めとするシンポジストも壇上から下りて集合写真を撮影しました。
会場のみなさんで指を輪っかにして「にしのわ!」と声を出しているところ
閉会のあいさつ
閉会にあたり、西東京市副市長の池澤隆史から挨拶がありました。
今回のシンポジウムを契機として、さらに西東京市版地域包括ケアシステムの構築に向け取り組んでいくことなどが述べられました。
閉会のあいさつを述べる池澤隆史副市長
来場者アンケート
シンポジウム終了後に会場で回収したアンケートを以下のとおりまとめましたのでご覧ください。
主なご感想としては、「歴史的経緯から説明があったので、地域包括ケアシステムのことがよくわかった」、「各団体から決意表明があったので心強く感じた」、「西東京市で余生を送る気分になれた」などがありました。
アンケート回答者数
111名
アンケート結果
※詳細は、市ホームページ(パソコン版)をご覧ください
在宅療養連携支援センター開設記念シンポジウムアンケート結果(PDF:144KB)
当日、回収したアンケートを取りまとめたものになります。
数値は四捨五入のため100パーセントにならない場合があります。
関連リンク
医療と介護の連携を支援するために(在宅療養連携支援センター「にしのわ」)
今回のシンポジウム開催の主題でもある、「在宅療養連携支援センター」の説明ページです。
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