75歳以上の市民の方に「おうち時間応援パック」を配布しました!
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最終更新日 2020年8月20日
新型コロナウイルス感染症予防による自粛生活によって、特に高齢の方は心身の活力の低下が心配されます。
このような中、市内の75歳以上の方が家の中でも元気に過ごすことができるように、ちょっとした運動ができるグッズなどが入った「おうち時間応援パック」をご自宅にお届けしました。
このページでは、同パックを受け取った方から市役所に届いた声や、その活動に参加したボランティアの皆さんの声をお知らせします。
おうち時間応援パックに入っているもの
お届けする角2封筒には、以下の7つのものが入っています。
(1)冊子「おうちえ」
西東京市とフレイル予防事業で連携協定を結んでいる東京大学高齢社会総合研究機構が作成した冊子です。
内容は、新型コロナウイルス感染症予防に加えて、元気を維持するためにおうち時間をどう過ごすかの知恵が満載です。
ご興味のある方は、冊子のデータを以下のリンクから直接ダウンロードしてください。
東京大学高齢社会総合研究機構: おうち時間を楽しく健康にすごす知恵 「おうちえ」(外部リンク)
(2)トレーニングバンド(使い方ガイド付き)
ゴムでできているバンドで、これを使えばおうちの中でも効果的な筋力維持ができます。
使い方については、東京都理学療法士協会西東京市支部が監修した解説したガイドを同封しています。
また、このガイドに沿って運動方法を収録した動画を西東京市公式YouTubeチャンネルに掲載しています。
ぜひご参考にしてください。
(3)冊子「食生活の新しい目安」
かむ力や栄養不足がどう要介護につながるかの解説と、その対策が載っている冊子です。
日々の栄養バランスが取れているか確認できるチェック表も掲載されています。
(4)絵葉書(3枚)
市内の風景を撮った3つの写真をそれぞれ絵葉書にしました。
普段会えない方や、最近会えていない方にお便りを出すきっかけにしてください。
(5)小学生からのお手紙
お住まいの地域の小学生から75歳以上の皆さんにメッセージをいただきました。
(6)クールタオル
夏の季節に気をつけていただきたい熱中症対策のために、水で濡らすと温度が下がるタオルです。
おうち時間を過ごすときにクーラーなどと一緒にご活用ください。
配布期間
令和2年6月23日(火曜日)頃から同年7月3日(金曜日)まで
パックを受け取った方の主な声
パックを受け取った方から様々なお声をいただきました。
いただいたお声の中からいくつかご紹介します。
- 一人寂しく暮らしている中、このようなものが届いて、誰かが見守ってくれていることが感じられてうれしい。今は忙しくて無理だが、落ち着いたら近くのサロンなどに行って仲間にいれてもらいたいと思っている。
- このような物を届けてくれてありがとうございました。体が弱っていると感じていたので嬉しい。
- サークルなどにも参加できず、人混みを避けて生活している。小学生からのお手紙が感動的で本当に嬉しかった。バンドも使います。
- 大変嬉しかった。デイケアでゴムバンド使っているが、自分でも欲しかったので嬉しかった。コロナで体力は落ちた気がする。
- とても嬉しく思っている。中を見たが、いろいろ活用できそう。ありがとうございました。
- 素晴らしい物をありがとうございました。小学生のお手紙が孫からもらったようで嬉しく、私は元気にしていますとお返事を小学校宛に書いた。
- 市報見て楽しみにしていた。今日届いた。すみずみまで読みました。私はとても健康に気を遣って生活しています。
- 孫がいるけど、なかなか会えなくなっている中、小学校の皆さんからのお手紙が嬉しかった。
- 活動も止まり、運動する機会が減った。夫は前は元気だったが、家で寝ていることが多く弱ってきた。活用できるものばかりを送ってくれてありがとう。
封入・配布作業に従事した方の主な声
封入作業や配布作業に従事した方から様々なお声をいただきました。
いただいたお声の中からいくつかご紹介します。
- 今回の活動は、疲れはしましたが、自粛で動いていなかった体を動かすことができ、よかったと思っています。
- 自分の身近に、色んな境遇の人の色んな生活があるんだなぁ、と実感しました。自分の生活圏から外に出て、一軒々々回ってみないと、全然分からない事でした。自分の視野が拡がり、色々考えるきっかけになりました。
- 子供と散歩をしていたので地理的にも分かる事と、介護が必要な親がいるので少しでも何か出来ればと思い参加させていただきました。
- 知らない地域の知らない方々に少しでも関われ、ちょっと親しみを感じ、今は懐かしい場所になっています。人に関わる仕事は、やり甲斐もあり、やっぱり、繋がりは大事だなぁと感じました。自分の周りで、その気持ちを大切にしながら、学習した事を活用していこうと思います。良い機会を与えて頂き、感謝しております。
- 今回の配達作業は自身にとっても良い経験になったと思います。今後も機会があれば何らかの形で貢献できるとよいなと思っています。
- 地域にこれ程大勢の高齢者がいることに、びっくりしました。地域毎のコミュニティの違い、高齢者との関わりが伺えて興味深かったです。
- コロナ禍の中、運動不足、栄養バランスの悪化の危険のあるお年寄りを助ける、なにより見守っている人がいることをお知らせするという意味で大変有意義な事業だったと思います。その中でささやかながらお手伝いができたことを誇りに思います。
- 近隣に多くの高齢者が住んでいることを実感した。地域のことを民生委員の方だけでなく多世代の地域住民が把握していくことが大切だと感じた。小学校区ごとに地域のことを話し合える環境が必要と思った。
- 地域別に見守りのプロジェクトなどあったら、また、ボランティア活動してみたいと思いました。
- 先日、いこいの森公園で、ベンチに座って身支度をしている高齢の男性が大事そうにタオルを首にかける瞬間を目撃しました。青のチェックの冷感タオルなら嬉しいなぁと、見ていましたら、まさにおうち時間応援パックのタオルでした。思わず「おはようございます!」と声をかけました。
