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都立保谷高校の生徒と協働で石神井川河川清掃を実施しました。

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最終更新日 2021年7月29日

 市内には、北部に白子川、中央部に新川(白子川支流)、南部に石神井川が流れているとともに、武蔵野市との境界に玉川上水、千川上水が流れています。河川やその沿岸の自然は、私たち市民共通の貴重な財産として大切に守っていかなければなりません。河川の清掃活動は、西東京市第2次環境基本計画後期計画の重点プロジェクト「河川清掃でコベネフィット※」に位置付けられ、ゴミの除去などを行い、河川環境の改善を図るとともに、台風や局地的豪雨等による増水時の水の流れの確保を通じて、温暖化への適応に貢献します。
※コベネフィット(英語:co-benefit)とは、一つの活動が複数の目的達成につながることを意味します。(coは共同、benefitは利益)

河川清掃でコベネフィット

河川敷のゴミの除去による環境美化活動

 都立保谷高等学校の生徒の協力のもと、令和3年7月11日(日曜日)午前10時からコロナ禍の状況ではありましたが、当日は教員・生徒約40名の参加があり、気候にも恵まれ、東伏見橋から下野谷橋まで川の中を歩きながら、ゴミ拾いを行いました。また、コロナウィルス感染防止のため、マスク着用の上、密にならないよう注意しながら、しっかりゴミを拾うことができました。

ゴミは多種多様

 全体的にたばこの吸い殻が多く、菓子袋、空き缶、ペットボトルが多くあり、ライターや大きなプラスチックごみもありました。

河川における水辺の環境は、地域のみなさまの自主的な清掃活動に支えられています。

次の世代に良い環境を残していくために、私たちができること

 今回、このような活動を通じ、一人ひとりがゴミを持ち帰り、川をきれいに利用するという意識を持っていただくことが大切だと再認識しました。また、この活動を継続していきながら、地域にボランティアの文化や、地域貢献の雰囲気がさらに構築されていくよう取り組んでいきます。

石神井川の水質

石神井川の水質については、溜渕橋(東伏見三丁目5番)のBOD(生物化学的酸素要求量※)が環境基準を達成しており、令和元年度に実施した水生生物調査によるとアブラハヤ、ドジョウ、タモロコの生息が確認されています。
※BOD(生物化学的酸素要求量)とは
 微生物が水中の有機物を分解するために必要とする酸素の量で、水質汚濁の重要な指標の一つです。数値が高いほど汚れています。一般に魚の生息には5ミリグラムパーリットル以下が望ましいとされています。

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