市指定第31号 木彫彩色倶利迦羅不動明王像
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最終更新日 2007年12月17日
江戸時代前期頃の造立。上保谷村鎮守尉殿権現社(現尉殿神社)に祀られていた仏像の神体です。明治元年(1868年)の神仏分離令によって、権現号と共にその信仰を禁止(廃仏)されましたが、氏子によって保存され、現在はかつての別当寺である寳晃院に収蔵されています。上保谷村尉殿権現を分祀したと考えられる田無村鎮守尉殿権現(現田無神社)の神体2体(現總持寺蔵)を除いて、『新編武蔵風土記稿』にも同不動像を村の鎮守神として祀った例はなく、極めて珍しい文化財です。
指定年月:平成3年11月
所在地:住吉町一丁目6番5号(寶晃院)