市指定第24号 又六石仏群
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最終更新日 2007年12月17日
旧上保谷村又六の五つ角に建っていますが、全て又六の講中が造立したものです。安永5年(1776年)造立の六地蔵石幢を中心に、向かって左側に上保谷で最も古い元禄10年(1697年)の青面金剛庚申塔と寛政10年(1798年)の同庚申塔を、右側に明治30年(1897年)の地蔵菩薩立像2体を安置してあり、他に造立年不詳の地蔵菩薩坐像があります。江戸時代に地蔵信仰と庚申信仰が重なりあっていたことを示す良い資料です。なお、都道が拡がる前は8月24日に盂蘭盆の縁日が立ち、又六の念仏講中が祠の前庭で「念仏申し」を行っていました。
指定年月:昭和61年7月
所在地:住吉町三丁目18番