市指定第30号 木彫彩色三十番神神像
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最終更新日 2007年12月17日
三十番神は、日蓮宗において1ヵ月30日間、三十柱の神々が番代わりに日蓮宗の僧侶・寺院・信徒を守護するとされた神社でしたが、明治元年(1868年)に神仏分離に基づく施策として三十番神信仰は禁止となり、多くの番神神像が失われました。下保谷村の村鎮守三十番神も廃止されて天神社となりましたが、その神像は密かに別当寺であった福泉寺に移され、今日まで保存されています。この三十番神神像は、江戸時代後期頃の作ですが、下保谷村における近世末期までの村鎮守信仰の伝統を物語る貴重な歴史遺産です。
指定年月:平成3年7月
所在地:下保谷三丁目11番17号(福泉寺)