第132回 夏の大三角
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最終更新日 2026年8月13日
街明かりのない夜空、天の川に浮かぶ「夏の大三角」は、こと座のベガ・わし座のアルタイル・はくちょう座のデネブという3つの一等星が形作ります。最も明るいベガは「おりひめ星」、離れて輝くアルタイルは「ひこ星」とも呼ばれます。
七夕伝説のように天の川を隔てるこの2星は、実際の宇宙空間でも約15光年(光の速さで15年かかる距離)離れています。もし光の速さでメッセージを送っても、返信が手元に届くのは「30年後」になる計算です。私たちには途方もなく遠いこの距離も、広大な宇宙のスケールではほんの「ご近所さん」。宇宙は想像をはるかに超えて広いのです。
8月からの全編生解説プラネタリウム「宇宙クルーズ2026〈出航!天の川航路〉」では、光の速さを超え、おりひめ星やひこ星、さらに遠くの宇宙へご案内します。今年の夏はぜひ壮大な宇宙旅行をお楽しみください(9月27日(日曜日)まで)。
※参考文献:新版 星空のはなし天文学への招待 河原郁夫著

撮影:城孟徳(多摩六都科学館天文グループ)
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