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第84回 縄文の北極星

ページ番号 657-585-076

最終更新日 2021年11月4日


 北の一つ星とも呼ばれる北極星は、北の目印として教科書にも登場します。現代の私たちが北極星と呼ぶ星は、こぐま座の2等星ポラリスのこと。地上から空を眺めたとき、この星を中心に星が巡るように見えるのは、地球の自転軸(地軸)の延長線上「天の北極」のすぐ近くに位置するからです。ところが、地球は長い年月をかけてコマのような首振り運動をしています。これに伴い地軸の指す方向にある天の北極も位置を変えてしまうのです。では、大昔の縄文時代、天の北極の近くにはどんな星があったのでしょう?現代と同じポラリス?それとも別の星?はるか昔この地に暮らしていた人々はどんな風に星を眺めていたでしょうか?そんな想像をしながら星を眺めるのも、星の楽しみ方のひとつかもしれません。(全編生解説プラネタリウム「縄文の北極星を探して」投影中。11月28日(日曜日)まで)
(市報 令和3年11月1日号掲載)

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