第112回 地震の起こるところ
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最終更新日 2024年9月12日
地震とは、地中の岩石に力が加わり、岩石が割れて急激にずれることで大地が揺れる現象のことです。地震は地球のどこでも起こるわけではありません。ほとんどの地震はプレートの境目の近くで起こります。
地球は10数枚のプレート(かたい岩石の板)でおおわれており、それぞれのプレートは少しずつ動いています。日本列島の大部分の陸地は北米プレートとユーラシアプレートの上にあります。そして、これらのプレートの下には太平洋プレートとフィリピン海プレートという、大部分が海の底にあるプレートが沈み込んでいます。つまり、日本列島には4つのプレートが押し合っている境目があるので、どこで地震が起きても不思議ではありません。大きな地震が起きたとき、自分たちが住んでいる場所ではどのような被害が予想されるかを周りの人と話し合ってみてください。
日本列島付近のプレートの分布
