本文ここから

第9回 時計のしくみ大解剖

ページ番号 763-020-752

最終更新日 2016年4月7日


 人類が正確な1秒を手に入れたのは400年ほど前のことです。
 イタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイが、「振り子」は同じ長さであれば、振れ幅やおもりの重さに関係なく、同じ時間で振れることを発見しました。これを「振り子の等時性」といい、振り子時計に用いられています。
 現在、多くの時計は振り子を進化させたクオーツ式と呼ばれるものです。中にある水晶(クオーツ)は電気を通すと一定の周期で振動します。時計は振り子や水晶の規則正しい振動を使うことで、正確な1秒を刻んでいます。
 当科学館の「しくみの部屋」では、市内にあるシチズン時計株式会社の協力のもと、実際に動いている時計や、分解した時計などを展示紹介しています。時間を忘れて、さまざまな時計のしくみを探ってみてはいかがでしょうか。
(市報 平成27年2月1日号掲載)

写真:U字の水晶の振動 クオーツ式時計の水晶振動子

[写真:U字の水晶の振動 クオーツ式時計の水晶振動子]

お問い合わせ

このページは、秘書広報課が担当しています。

市役所田無庁舎 〒188-8666 西東京市南町五丁目6番13号

電話:042-460-9804

ファクス:042-460-7511

お問い合わせフォームを利用する

本文ここまで

ロクト・サイエンス・コラム