第27回 ペルセウス座流星群を見よう!
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最終更新日 2016年8月1日
毎年お盆のころに観測できる「ペルセウス座流星群」。ペルセウス座の方向から放射状に流れ星がやって来るように見えるので、その名がついています。
流れ星は宇宙空間に漂っていた塵ちり(砂粒のようなもの)が地球の大気に突入し、高温になって光る現象ですが、それらの塵は彗すいせい星が運んできたものです。塵と氷を含んでいる彗星は、太陽の近くを通る時に氷が溶け、塵をまき散らします。その塵が多く漂っている空間に地球が通りかかると、流星群が見られるというわけです。
今年の「ペルセウス座流星群」のピークは8月12日の夜遅くから13日の明け方前だと予測されています。東京では街の明かりなどで1時間に数個程度しか見えませんが、空の暗い場所ほど見えやすくなります。お盆休みでお出掛けの際には、ぜひ観測に挑戦してみてください。
(市報 平成28年8月1日号掲載)
[画像:ペルセウス座]