第88回 ボイジャーが届ける宇宙生命へのメッセージ
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最終更新日 2022年3月29日
ボイジャーは1977年夏、木星より遠い太陽系を探査するために出発した探査機です。1号と2号があり、今でも探査が続いていますが、いずれも太陽系の果てに迫り探査は終了しつつあります。探査終了後も、ボイジャーはミッションを続けます。それは、地球人のメッセージを宇宙にいる未知の知性体へ配達することです。探査機に搭載されたゴールデン・レコードには、地球の音である波、風、雷などの自然音、「こんにちは、お元気ですか」など55種類の言語の挨拶、バッハのブランデンブルク協奏曲など、異なる文化や時代の音楽も収録されています。
多摩六都科学館のエントランスホール天井には、ボイジャーの実物大模型が展示されています。ゴールデン・レコードを見つけ、これを受け取る宇宙生命にも思いを馳せてみてください。
※ボイジャーの太陽系探査のドラマは、プラネタリウムの大型映像「VOYAGER/ボイジャー終わりなき旅」でもご覧いただけます。
(市報 令和4年4月1日号掲載)
