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第94回 西東京市にノウサギはいた?

ページ番号 140-131-233

最終更新日 2022年12月27日

 多摩六都科学館(たまろくとかがくかん)の展示室(てんじしつ)4「しぜんの部屋(へや)」にある雑木林(ぞうきばやし)のジオラマにはノウサギ(はく製(せい))がいます。このジオラマは1960年代(ねんだい)の風景(ふうけい)を再現(さいげん)していますが、その頃(ころ)は科学館(かがくかん)のあたりでもノウサギを見(み)ることができたようです。
 東京(とうきょう)にいる野生(やせい)のウサギはニホンノウサギという種類(しゅるい)で、日本(にほん)固有種(こゆうしゅ)です。主(おも)な生息場所(せいそくばしょ)である藪(やぶ)や草原(そうげん)、森林(しんりん)の端(はし)の人里(ひとざと)に近(ちか)いいわゆる里山(さとやま)とよばれる環境(かんきょう)が都市(とし)の近(ちか)くで失(うしな)われるにつれ、ノウサギの数(かず)も減少(げんしょう)しました。2020年度版(ねんどばん)の東京都(とうきょうと)レッドリストでは、北多摩(きたたま)で絶滅危惧2類(ぜつめつきぐにるい)(絶滅(ぜつめつ)の危機(きき)が増大(ぞうだい)している種(しゅ))に指定(してい)されています。
 西東京市(にしとうきょうし)でのノウサギの情報(じょうほう)を調(しら)べていたら、2016年(ねん)に市民(しみん)が企画(きかく)した市内(しない)の屋敷林(やしきりん)を訪(たず)ねる見学会(けんがくかい)の記録(きろく)に、新町地区(しんまちちく)の屋敷林(やしきりん)でノウサギを見(み)かけるというご当主(とうしゅ)の言葉(ことば)が残(のこ)っていました。実際(じっさい)に見(み)つけることは難(むずか)しいですが、ノウサギがすめそうな環境(かんきょう)はどこだろうと身近(みぢか)な環境(かんきょう)を改(あらた)めて見(み)つめてみると、何(なに)か発見(はっけん)があるかもしれません。

ノウサギの写真

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