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第97回 大陸移動と化石

ページ番号 802-609-601

最終更新日 2023年4月27日

日本にほんでみつかった化石かせき」とくと「大昔おおむかし日本にほんにそのものがいた」とおもってしまいますが、日本列島にほんれっとういまのようなかたちになるよりもっとまえに、とおいところでできた化石かせきがプレートのうごきによってはこばれてきて日本にほんでみつかっていることもあります。日本列島にほんれっとうができたのは恐竜きょうりゅう絶滅ぜつめつしたあとのことです。
地球ちきゅう表面ひょうめん何枚なんまいかのうす岩盤がんばん(プレート)におおわれています。そのプレートがうごくことで地球上ちきゅうじょう陸地りくち分裂ぶんれつしたり、合体がったいしたりしているとかんがえられています。たとえば、山口県やまぐちけん秋吉台あきよしだい石灰岩せっかいがんは、古生代石炭紀こせいだいせきたんきからペルムやく3おく5千万年せんまんねんから2おく6千万年前せんまんねんまえ)、大陸たいりく一塊ひとかたまりだったころの海山かいざんのサンゴしょうなどがプレートのうごきによって移動いどうしてきたものです。展示室てんじしつ5地球ちきゅう部屋へや展示てんじしている山口県産やまぐちけんさん石灰岩せっかいがんをよく観察かんさつすると、フズリナという古生代こせいだいあたたかいうみにすんでいたもの化石かせきられます。

石灰岩の写真
山口県産の石灰岩(地球の部屋)

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