暑（あつ）い日（ひ）が続（つづ）くと涼（すず）しい場所（ばしょ）に行（い）きたくなります。例（たと）えばアイススケート場（じょう）で氷（こおり）の上（うえ）を滑（すべ）ると気持（きも）ちよさそうですね。
ところで「摩擦（まさつ）」を知（し）っていますか。物（もの）と物（もの）が擦（こす）れるときに生（しょう）じる力（ちから）です。例（たと）えば自転車（じてんしゃ）を漕（こ）ぐことをやめると、減速（げんそく）していずれ止（と）まります。道路（どうろ）とタイヤなどで生（しょう）じた摩擦（まさつ）が、少（すこ）しずつ速（はや）さ（エネルギー）を奪（うば）っているためです。
もしも摩擦（まさつ）がなければ、少（すこ）しペダルを漕（こ）ぐだけでどこまでも走（はし）れそうですし、摩擦（まさつ）がない方（ほう）が便利（べんり）じゃないですか？ところが摩擦（まさつ）がないと、自転車（じてんしゃ）で走（はし）れないどころか、立（た）ったり歩（ある）いたりすることもできません。氷（こおり）の上（うえ）をスケート靴（ぐつ）で歩（ある）くのは摩擦（まさつ）がとても小（ちい）さいので、滑（すべ）ってしまい難（むずか）しいです。摩擦（まさつ）があるからこそ転（ころ）ばずに生活（せいかつ）できるのですね。
多摩六都科学館（たまろくとかがくかん）では7月（がつ）19日（にち）（土曜日（どようび））から8月（がつ）31日（にち）（日曜日（にちようび））まで、夏（なつ）の企画展（きかくてん）「遊園地（ゆうえんち）の科学（かがく）」を開催（かいさい）します。
乗（の）って楽（たの）しいアトラクションに隠（かく）された「摩擦（まさつ）」やいろいろな科学（かがく）を見（み）つけに行（い）こう！