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第124回 スライムの不思議な手触りから広がる科学の世界

ページ番号 364-063-691

最終更新日 2025年11月13日

皆(みな)さんはスライムを触(さわ)ったことがありますか?水(みず)のように流(なが)れるのに、手(て)で握(にぎ)ると弾力(だんりょく)を感(かん)じられる。なんとも不思議(ふしぎ)な手触(てざわ)りです。このように「液体(えきたい)のように流れる粘性(ねんせい)」と「固体(こたい)のように形(かたち)を保(たも)つ弾性(だんせい)」の両方(りょうほう)の性質(せいしつ)をもつ物質(ぶっしつ)は、粘弾性物質(ねんだんせいぶっしつ)と呼(よ)ばれます。そして、こうした”やわらかいモノ”の性質を研究(けんきゅう)する学問(がくもん)がレオロジーです。
レオロジーの研究はアイスクリームやチョコレートの滑(なめ)らかさや口(くち)どけ、ペンキや乳液(にゅうえき)の塗(ぬ)り心地(ごこち)など私(わたし)たちの身(み)の回(まわ)りにあるさまざまな製品(せいひん)の開発(かいはつ)に生(い)かされています。見(み)た目(め)や感触(かんしょく)、使(つか)い心地(ごこち)といった感覚的(かんかくてき)な要素(ようそ)を数値化(すうちか)することで、より良(よ)い商品(しょうひん)づくりに役立(やくだ)てられているのです。
生活(せいかつ)の中(なか)の「ふしぎ」も、科学(かがく)の目で見つめれば新(あたら)しい発見(はっけん)につながります。何気(なにげ)ない感触も、奥深(おくぶか)い科学(かがく)の入(い)り口(ぐち)だといえるでしょう。

スライムの写真
「超延伸性スライムの創成と物性」13 ページより(Figure 2. スライムのさまざまなふるまい)

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