第115回 科学館でみられる「ヘビ」
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最終更新日 2025年1月10日
2025年の干支は「巳」。動物だとヘビがあてられています。
多摩六都科学館でヘビの姿が見られるのは、展示室4「自然の部屋」の雑木林のジオラマで、アオダイショウとジムグリの模型が置かれています。体長はジムグリが70から100センチメートル、アオダイショウが100から200センチメートルとなかなか大きいですが、どちらも毒性はなく、おとなしい性格と言われています。ジムグリが地面に潜ってネズミやモグラなどを主に食べるのに対して、アオダイショウは木の上にのぼることもできるので、小型の哺乳類のほかに鳥の巣の卵やヒナを襲うこともあります。ジオラマではその行動がわかるような姿で置かれているので、目を凝らして探してみてください。
現在ジムグリは西東京市周辺ではほとんど見られないそうですが、アオダイショウは東大演習林のような森林や河川沿いで見かけることがあります。散歩中に、木の上でひなたぼっこしているアオダイショウに出会う機会があるかもしれませんよ。
