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第72回 地球以外の惑星に雷はあるか

ページ番号 917-764-953

最終更新日 2020年8月13日

 今年の夏は惑星がいっぱい。肉眼でもすぐに見つかる明るい惑星もあります。7月の夕暮れから夜にかけ、南の空で赤く輝くのがさそり座の恒星アンタレスですが、今年はアンタレスから東へ目を移してみましょう。もし薄曇りでも一つだけ明るい星があれば、それは木星です。そのまま東に向かって土星、火星。明け方には金星と水星まで、惑星が勢ぞろいします。なお惑星はそれぞれが太陽の周りを回っているので、地球から見るとその位置は日々変化します。つまり毎年7月に惑星大集合、というわけではないのです。
 さて、夏は雷の季節でもありますが、この雷は地球以外の惑星では発生するのでしょうか。雷とは雲(大気)の放電現象。ゆえに雲がある木星と土星でも雷が確認されています。では金星は?
 この謎を解くべく活躍しているのが探査機・あかつきです。惑星が見えても、地球の雲で見えなくても、惑星の大気に思いをはせてみてくださいね。

(市報 令和2年7月1日号掲載)

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