第39回 伝統的七夕をご存じですか?
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最終更新日 2017年8月1日
七夕といえば7月7日で、もう過ぎてしまっていると思われる方が多いでしょう。しかし、今と昔では使っていたカレンダー(暦)が違うので、昔(旧暦)の7月7日を今の暦に直すと今年は8月28日になり、旧暦の七夕を「伝統的七夕」と呼んでいます。
伝統的七夕のころには梅雨も明け、「おり姫星」と「ひこ星」が頭上高くに昇り、見やすくなります。
七夕の星を探す目印は「夏の大三角」。8月28日夜8時ごろに天頂(頭の真上)付近の明るい星3つを結んで大きな三角形を作りましょう。3つの星の中で一番明るいのが「こと座」のベガ(おり姫星)。ベガから遠い星が「わし座」のアルタイル(ひこ星)。東京では街の明かりなどで見えませんが、2つの星の間には星の集まりである天の川があります。
東京でも見える七夕の星を探してみてください。
(市報 平成29年8月1日号掲載)
画像:夏の大三角
