第49回 「はやぶさ2」、小惑星「リュウグウ」到着へ
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最終更新日 2018年6月1日
宇宙探査の歴史に残る瞬間が、間もなくやってきます。
2014年末に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」が、3年半の宇宙の旅を経て目的地の小惑星「リュウグウ」へ到着し(6月21日(木曜日)~7月5日(木曜日)の予定)、まだ誰も見たことがない「リュウグウ」の姿が明らかになるのです。
小惑星は数百メートル~数キロメートル度の小さな天体で、地球などの惑星はこのような天体がたくさん集まって作られたと考えられています。「リュウグウ」には生物の材料でもある有機物の存在も期待されており、「はやぶさ2」の探査から地球の生命の起源に迫ることができるかもしれません。
探査機が見せてくれる未知の天体の姿は、いつも私たちに大きな驚きと感動を与えてくれます。その瞬間まであと少し。「はやぶさ2」が届けてくれる「リュウグウ」の姿を楽しみに待ちましょう。
(市報 平成30年6月1日号掲載)
