第100回 魚の口は、どんな形?
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最終更新日 2023年8月10日
今年の夏、多摩六都科学館では「魚の口」をテーマに企画展を開催中です。
皆さんも水族館や魚屋さんでいろいろな魚を見たことがあると思います。そのとき、魚の口の形に注目してじっくり見たことはありますか?
実は生物の中で初めて顎を持った種類は魚だと考えられています。魚の口は生きるために必要な食べるという行動に応じて、例えば、鋭い歯が並んでいるのはほかの生きものに噛みついて食べる口、石についた藻を食べるための「くし」のような歯、とさまざまな形に進化してきました。
企画展で展示しているいろいろな魚の顎の標本や生きている魚の口の観察を通して、「どうしてこんな形なんだろう?」と考えて調べてみると、魚の知らなかった生態を知ることができますよ。
ホホジロザメの顎の標本
