本文ここから

第91回 長い?短い?昆虫の寿命

ページ番号 351-420-114

最終更新日 2022年8月30日

 生(い)きている時間(じかん)がセミは1週間(しゅうかん)、カゲロウはたった1日(にち)しかなくて儚(はかな)い命(いのち)、などと言(い)われることがありますが、実際(じっさい)はどうでしょう?アブラゼミは卵(たまご)から生(う)まれて土(つち)の中(なか)で過(す)ごす幼虫(ようちゅう)の期間(きかん)が2~5年(ねん)、地上(ちじょう)に出(で)て羽化(うか)して成虫(せいちゅう)の姿(すがた)になってからが2~3週間(しゅうかん)と考(かんが)えられています。カゲロウも幼虫(ようちゅう)の期間(きかん)は2年(ねん)くらいあり、その寿命(じゅみょう)はむしろカブトムシよりも長(なが)いのです。
 動物(どうぶつ)の一生(いっしょう)は、個体(こたい)が卵(たまご)や母体(ぼたい)から生(う)まれ出(で)てから死(し)ぬまでの期間(きかん)を指(さ)しますが、幼虫(ようちゅう)と成虫(せいちゅう)の姿(すがた)が大(おお)きく異(こと)なる種類(しゅるい)が多(おお)い昆虫(こんちゅう)の場合(ばあい)、卵(たまご)から出(で)てきたときよりも成虫(せいちゅう)の姿(すがた)になった時点(じてん)を命(いのち)の始(はじ)まりと捉(とら)えがちなようです。「この生(い)きものの寿命(じゅみょう)はどのくらいか」、そんな視点(してん)で調(しら)べてみると、儚(はかな)いと思(おも)っていたものが今(いま)までとは違(ちが)った見(み)え方(かた)をしてくるかもしれません。

セミの羽化
セミの羽化(うか)

お問い合わせ

このページは、広報プロモーション課が担当しています。

市役所田無庁舎 〒188-8666 西東京市南町五丁目6番13号

電話:042-460-9804

ファクス:042-460-7511

お問い合わせフォームを利用する

本文ここまで

ロクト・サイエンス・コラム