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第101回 温度って何だろう

ページ番号 143-698-950

最終更新日 2023年8月30日

 温度(おんど)は日常生活(にちじょうせいかつ)の中(なか)でよく気(き)にかけるものですが、その説明(せつめい)は意外(いがい)と困難(こんなん)です。温度(おんど)とは分子運動(ぶんしうんどう)の激(はげ)しさを表(あらわ)す基本的(きほんてき)な物理量(ぶつりりょう)です。例(たと)えば、夏(なつ)は太陽(たいよう)からの熱(ねつ)エネルギーを受(う)け取(と)った空気中(くうきちゅう)の気体分子(きたいぶんし)が激(はげ)しく動(うご)くことで「暑(あつ)さ」に、冬(ふゆ)は夏(なつ)に比(くら)べて穏(おだ)やかなため「寒(さむ)さ」につながります。温度(おんど)に上限(じょうげん)はありませんが、マイナス273度(ど)が下限(かげん)でこれ以上(いじょう)冷(ひ)やせません。
 異(こと)なる温度(おんど)の物体(ぶったい)が接触(せっしょく)すると、等(ひと)しい温度(おんど)になるまで熱(ねつ)の移動(いどう)が起(お)こります。冷(つめ)たかった麦茶(むぎちゃ)が、いずれ室温(しつおん)と同(おな)じになるのはこのためです。
 温度(おんど)を測(はか)るには、分子運動(ぶんしうんどう)のエネルギーそのものの測定(そくてい)は難(むず)しいため、温度変化(おんどへんか)によって生(しょう)じるアルコールなどの物質(ぶっしつ)の体積(たいせき)や電気抵抗(でんきていこう)などの物理的(ぶつりてき)な変化(へんか)を用(もち)いる温度計(おんどけい)が一般的(いっぱんてき)です。

ホホジロザメの顎の標本の写真
低温では穏やかな分子運動となり(左)、 高温では激しく分子が動き回わる(右)

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